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 同格(同格表現の基礎 as ~ as …)
同格を表す形はas ~ as … で、意味は「…と同じくらい~」となります。
例えば、「武は、健と同じくらい背が高い。」という文は以下のようになります。

Takeshi is as tall as Ken.

まず、以下の「武は、背が高い。」という文をベースに同格を表すas ~ asで形容詞tallを挟みます。

Takeshi is as tall as

そして、2つ目のasの後ろに比較している対象であるKenを置けば、
Takeshi is as tall as Ken.という同格を表す文になります。
同格を表すas ~ asの~の部分に置かれる形容詞や副詞は必ず原形です。

次に、副詞を用いた同格の文を作ってみましょう。

I can run fast. 「私は、速く走ることができる。」

fast「速く」は、動詞runを修飾している副詞です。

そして、彼も同じくらい速く走ることができるとして、
「私は、彼と同じくらい速く走ることができる。」という文を考えてみます。
速さが同じなのでfastをas ~ asで挟み、
比較対照の彼(he)を2つ目のasの後ろに置いて以下のようになります。

I can run as fast as he.

次に、同格の否定を表すnot as ~ as … について解説します。
同格の否定not as ~ as … の意味は、「…ほど~でない」となります。

先ほどの、Takeshi is as tall as Ken.という文を否定に書き換えてみましょう。
否定文は、be動詞isの後ろにnotを付けて以下のようになります。

Takeshi is not as tall as Ken.

この文を直訳すると、「タケシは、ケンと同じくらい背が高くない。」となりますが、
日本語的に不自然なため「タケシは、ケンほど背が高くない。」と訳します。

もう1つ、副詞を用いた同格の否定文をみてみましょう。

I can run as fast as he. 「私は、彼と同じくらい速く走ることができる。」

この文の否定文は、canの後ろにnotを付けて以下のようになります。

I can not run as fast as he. 「私は、彼と同ほど速く走ることはできない。」

最後に、同格の倍数表現について解説します。

同格のas ~ asの前に倍数を表すtwice「2倍」やhalf「半分」を付けたtwice(half) as ~ as … という形は、
「…の2倍(半分)~」という意味になります。

以下の例文をみてみましょう。

This box is twice as big as that box. 「この箱は、あの箱の2倍大きい。」

同格のas ~ asの前にtwice「2倍」を置くことで、
「同じくらい」ではなく「2倍大きい」ということを表せます。

そして、この同格の文のように同じ言葉(box)が繰り返される場合は、
通常2つ目の単語をoneに置き換えます。

This box is twice as large as that one.

英語は、同じ言葉の繰り返しを嫌うためにこのような置き換えをします。

3倍以上は、以下のように数にtimes「倍」を置きます。

This box is three times as big as that one.
「この箱は、あの箱の3倍大きい。」

半分は、以下のように同格のas ~ asの前にhalfを置きます。

The population of this city is half as large as that of that city.
「この都市の人口は、あの都市の人口の半分です。」

人口を比較する時は、largeを用います。
また、the populationの繰り返しを避けるためにこの場合はthatを用います。

~ of … の~の部分に置かれる単語の繰り返しを避けるために、
単数の場合はthat、複数の場合はthoseを用います。

 同格(同格as asを用いた慣用表現)
慣用表現は熟語のようなものです。以下に例文を用いて解説していくので、
形と意味を暗記しておきましょう。

1.as ~ as one can 「できるだけ~」 (= as ~ as possible)

Run as fast as you can. 「できるだけ速く走りなさい。」

oneの部分は誰がするかで変わります。この文は命令文で、
走るのはあなたなのでyou canとなります。

He ran as fast as he could. 「彼は、できるだけ速く走りました。」

この文では走るのは彼なのでoneの部分はheとなり、
過去のことなのでcanはcouldと過去形になります。

one canの部分はpossible一語に置き換えることができ、
上の2つの文は以下のように書くこともできます。

Run as fast as possible.

He ran as fast as possible.

possibleを用いる時は、人称や時制を気にする必要はありません。

2.~ as well as … 「…と同様に~」 (= not only … but also ~)

I like cats as well as dogs.
「私は、犬と同様に(と同じように)猫も好きです。」

この文は、not only … but also ~ 「…だけでなく~も(…と同様に~も)」を用いて
以下のように書き換えることができます。

I like not only dogs, but also cats. 「私は、犬だけでなく猫も好きです。」

この文は、「私は、犬と同様に猫も好きです。」と訳すこともできます。

3.not so much B as A 「BというよりむしろA」 (= A rather than B)

He is not so much a writer as a pianist.
「彼は、作家というよりむしろピアニストです。」

この文は、A rather than B を用いて
以下のように書き換えることができます。

He is a pianist rather than a writer.

これは、比較の慣用表現です。
 比較(比較表現の基礎 比較級 + than …)
比較級を用いた表現の基礎について解説していきます。

比較表現の形は、「形容詞や副詞の比較級 + than …」です。
そして、意味は「…より~だ」となります。


ここで、形容詞や副詞の比較級について少し解説しておきます。
比較級とは、形容詞や副詞にerを付けたものです。

例えば、tall「背が高い」の比較級はtallerです。
ほとんどの形容詞や副詞はerを付けて比較級を作りますが、例外もあります。

語尾がeで終わるものは、rのみ付けます。
例)wise「賢い」 → wiser

語尾が子音 + yのものはyをiに変えてerを付けます。
例)easy「簡単な」 → easier

語尾が単母音(母音1つ) + 子音のものは子音を重ねてerを付けます。
例)hot「熱い」 → hotter

通常のものに加え、この3パターンは覚えておきましょう。

それでは、実際に比較を表す例文をみてみましょう。

Takeshi is taller than Ken. 「タケシは、ケンより背が高い。」

taller thanの部分が「比較級 + than …」で、「…より背が高い」というように比較を表しています。
thanの後ろに比較対照であるKen「ケン」を置きます。

上の文は形容詞の比較です。

もう1つ副詞の比較を用いた例文をみてみましょう。

My mother gets up earlier than I. 「私の母は、私より早く起きます。」

early「早く」は副詞で、動詞のgets upを修飾しています。
また、子音 + yで終わっているので、比較級はyをiに変えてerを付けたearlierという形になります。

通常、比較級は形容詞や副詞にerを付けますが、長い形容詞や副詞の場合は前にmoreを付けて比較級を作ります。
以下の例文をみてみましょう。

This flower is more beautiful than that one.
「この花は、あの花より美しい。」

beautifulは長い形容詞なので、最後にerを付けるのではなく前にmoreを付けて比較級にします。
ただ、長いとはどの位長さなのか?ということについてですが、
厳密には3音節以上の語全てと2音節以上のほとんどの語、そしてlyで終わる副詞です。


音節とは、辞書を引いた時に「beau-ti-ful」のようにハイフンで区切られているものです。
ただ、単語を覚えるだけでも大変なのに音節の数まで考えられませんよね。

よって、moreを付ける形容詞や副詞でよく用いられるものはそれほど多くないので
出てきたものを覚えていけば大丈夫です。

よく用いられる形容詞はdifficult「難しい」、important「重要な」、popular「人気のある」、
副詞はslowly「ゆっくりと」、quickly「すばやく」などです。


最後の2つのようにlyで終わる副詞のほとんどはmoreを付けて比較級にします。

例外)early「早く」 → earlier
最後に、これら比較の文を強める場合を考えてみます。

日本語だと、「彼は、彼の兄よりずっと背が高い。」や「この絵は、あの絵よりずっと美しい。」という意味の時です。

通常、形容詞や副詞を強める時はvery「とても」を前に付け、
tallやbeautifulを強めるとvery tallやvery beautifulとなります。

ところが、比較級になるとveryではなく前にmuchやfarを付けます。
よって、先ほどの日本語を英語に直すと以下のようになります。

He is much(far) taller than his brother.
「彼は、彼の兄よりずっと背が高い。」

This picture is much(far) more beautiful than that one.
「この絵は、あの絵よりずっと美しい。」

口語(話し言葉)では、以下のようにa lotを付ける場合もあります。

He is a lot taller than his brother. 「彼は、彼の兄よりずっと背が高い。」

形容詞や副詞を強める時、比較級になるとveryではなくmuch(far, a lot)を前に付けるので注意しましょう。
 比較(疑問詞を用いた比較の疑問文)
疑問詞を用いた比較の疑問文の形と意味は、以下のようになります。

Who(Which) ~ 比較級 , A or B? 「AとBのどちらが~ですか。」

まず、以下の比較の文を疑問文にしてみましょう。

This house is bigger than that one. 「この家は、あの家より大きい。」

この文は、be動詞が用いられているので
以下のようにbe動詞を主語の前に出せば疑問文になります。


Is this house bigger than that one? 「この家は、あの家より大きいですか?」

これは通常の疑問文ですが、「この家とあの家では、どちらが大きいですか。」と尋ねることもあります。

この場合「どちら」を表す疑問詞whichを用い、疑問文は以下のようになります。

Which is bigger, this house or that one?
「この家とあの家では、どちらが背が大きいですか。」

答え方は、文章を作る必要はなく以下のようにどちらなのかだけ答えます。

This house is. 「この家です。」

「どちら」を表す疑問詞は物の場合にはWhichを用いますが、
人の場合には以下のようにWhoを用います。


Who runs faster, Ken or Takeshi?
「ケンとタケシのどちらが速く走りますか。」

答え方は以下の通りです。

Takeshi does. 「武です。」

また、この場合runの繰り返しを避けるためにdoesを用います。
 比較(比較級を用いた慣用表現)
以下に、よく用いられる慣用表現を例文を用いて1つずつ解説していきます。

1.比較級 and 比較級 「ますます(だんだん)~」

It is getting colder and colder. 「だんだん寒くなってきている。」

この表現は、この文のようにIt is getting ~ 「~になってきている」という表現との組み合わせでよく用いられます。

「It is getting 比較級 and 比較級」という形で、「だんだん~になってきている」という意味になります。

2.The 比較級 ~ , the 比較級 … 「~すればするほど、ますます…」

The higher we climb, the colder it gets.
「高い所へ登れば登るほど、ますます寒くなる。」

The 比較級の後ろには、「(主語) + 動詞」からなる文が付きます。
また、The + 比較級の部分が主語になっている場合は動詞以降が付きます。

3.no more than(only) ~ 「~しか」

I have no more than 5000 yen. 「私は、5000円しかもっていない。」

no more thanをonlyに置き換えて、以下のように書くこともできます。

I have only 5000 yen.

4.no less than(as much[many] as) ~ 「~も」

I have no less than 5000 yen. 「私は、5000円も持っている。」

no less than = as much[many] asなので、
上の文は以下のように書き換えることができます。

I have as much as 5000 yen.

また、同じ5000円でも3のno more thanだとそれしかないという意味になり、
4のno less thanだとそんなにもあるという意味になります。
 最上級(最上級を用いた表現 the + 最上級 + in(of) …)
最上級の形と意味について解説していきます。
最上級の形は「the + 形容詞や副詞の最上級 + in(of) … 」で、意味は「…の中で1番(最も)~」です。

形容詞や副詞の最上級とは、tallestのように形容詞や副詞の最後にestを付けたものです。

ただ、比較級を作る時と同様に単純にestを付ければ最上級になるというものばかりではありません。

ほとんどの形容詞や副詞はestを付けて最上級になりますが、例外もあります。

語尾がeで終わるものは、stのみ付けます。
例)wise「賢い」 → wisest

語尾が子音 + yのものはyをiに変えてestを付けます。
例)easy「簡単な」 → easiest

語尾が単母音(母音1つ) + 子音のものは子音を重ねてestを付けます。
例)hot「熱い」 → hottest

通常のものに加え、この3パターンは覚えておきましょう。

次に、「…の中で」を表すinとofの使い分けですが、
1つの場所やグループの中でという時にはinを、複数の中でという時にはofを用います。


それでは、以下の形容詞の最上級を用いたの例文をみてみましょう。

Ken is the tallest in his class. 「ケンは、クラスの中で一番背が高い。」

最上級の前にtheを付けることを忘れないようにしましょう。
そして、クラスは1つのグループ(または場所)なので、inを用います。

以下のように「5人の中で」という場合、複数なのでofを用います。

Ken is the tallest of the five. 「ケンは、5人の中で一番背が高い。」

次に、副詞の最上級を用いた例文をみてみましょう。

He can run the fastest of all.
「彼は、みんなの中で一番速く走ることができる。」

fast「速く」は動詞runを修飾している副詞です。

ここで1つ注意が必要で、副詞の最上級の前にあるtheは省略して
以下のように書くこともできます。


He can run fastest of all.

また、この文ではall「みんな」は複数を表すのでinではなくofを用います。

ここまでに解説したように、通常最上級は形容詞や副詞にestを付けますが、
長い形容詞や副詞の場合は前にmostを付けて最上級を作ります。


以下の例文をみてみましょう。

This flower is the most buautiful of the five flowers.
「この花は、その5本の花の中で一番美しい。」

buautifulは長い形容詞なので、最後にestを付けるのではなく前にmost付けて最上級にします。

ただ、長いとはどの位長さなのか?ということについてですが、
厳密には3音節以上の語全てと2音節以上のほとんどの語、そしてlyで終わる副詞です。


音節とは、辞書を引いた時に「beau-ti-ful」のようにハイフンで区切られているものです。

ただ、単語を覚えるだけでも大変なのに音節の数まで覚えられませんよね。

よって、mostを付ける形容詞や副詞でよく用いられるものは数多くないので出てきたものを覚えていけば大丈夫です。

よく用いられる形容詞と副詞は、difficult「難しい」、important「重要な」、popular「人気のある」、slowly「ゆっくりと」、quickly「すばやく」などです。

最後の2つのようにlyで終わる副詞のほとんどはmostを付けて比較級にします。
例外)slowly「ゆっくりと」 → more slowly


次に、「飛びぬけて一番~」と最上級の文を強める場合を考えてみます。

最上級を強める場合には、the + 最上級の前に「飛びぬけて」を表すby farまたはmuchを置いて以下のようになります。

Ken is by far[much] the tallest in his class.
「ケンは、クラスの中で飛びぬけて一番背が高い。」

また、「二番目に~」、「三番目に~」と言いたい時は、theと最上級の間にsecond、thirdを置いて以下のようになります。

Ken is the second tallest in his class.
「ケンは、クラスの中で二番目に背が高い。」

He can swim the third fastest of all students.
「彼は、全ての生徒の中で三番目に早く泳ぐことができる。」
 比較(最上級を用いた慣用表現)
以下の慣用表現は、熟語のように覚えておきましょう。

1.make the best use of ~「~を最もよく(最大限に)利用する」

Make the best use of this chance.
「このチャンスを最大限に利用しなさい。」

2.for the most part 「大部分は」

I know that for the most part.
「私は、それについて大部分は分かっています。」

3.most of all 「とりわけ」

Most of all, he is a lier.
「とりわけ、彼は嘘つきだということだ。」

4.at (the) least 「すくなくとも」

There were at least 100 people in the room.
「その部屋には、少なくとも100人の人がいた。」

5.at (the) earliest 「早くとも」

I will finish the work at noon at earliest.
「私がその仕事を終えるのは、早くても正午になるだろう。」

6.at last 「ついに」

At last, she became a singer.
「ついに、彼女は歌手になりました。」

7.do one's best 「最善を尽くす」

Do your best. 「最善をつくしなさい。」
 最上級(比較級と最上級の不規則変化)
比較級と最上級が不規則に変化する副詞と形容詞について解説します。

形容詞や副詞の中には、erやest、moreやmostを付けるのではなく、
不規則に変化して比較級や最上級になるものがあります。

ここで解説する形容詞と副詞は、比較級と最上級を暗記しておきましょう。

1.good「よい」, well「上手に」 → better(比較級), best(最上級)

This pen is better than that one.
「このペンは、あのペンよりいい。」

He can speak English better than I..
「彼は、私より上手に英語を話すことができる。」

2.bad「悪い」, ill「病気の」 → worse(比較級), worst(最上級)

His manner is worse than his brother's.
「彼のマナーは、彼の弟より悪い。」

3.many, much「たくさんの」 → more(比較級), most(最上級)

I have more books than he has. 「私は、彼よりたくさんの本を持っている。」

4.little「少ない」 → less(比較級), least(最上級)

There were less people in this room than in that room.
「この部屋には、あの部屋より少ない人がいた。」
「この部屋にいる人の数は、あの部屋より少なかった。」

以下は、不規則に変化する形容詞や副詞の中で2通りの変化があるものです。

5.far「遠い」「遠く」

[距離] → farther(比較級), farthest(最上級)

[程度] → further(比較級), furthest(最上級)

This park is farther from my house than that one.
「この公園は、あの公園より私の家から遠い。」

Ken's house is the farthest from here.
「ケンの家が、ここから一番遠い。」

Let's stop dicussing it further.
「これ以上、それについて議論するのは止めましょう。」(程度)

6.late「遅い」「遅く」

[時間] → later(比較級), latest(最上級)

[順序] → latter(比較級), last(最上級)

I arrived there later than my grilfriend.
「私は、彼女より遅くそこへ到着した。」

He finished working (the) last in my office.
「彼は、私の事務所で一番遅く仕事を終えた。」
 最上級(比較⇔同格⇔最上級の書き換え)
同格、比較、最上級の文の書き換えについて解説します。

まず、同格と比較の文の書き換えについて解説します。

同格の否定表現not as ~ as … は、「…ほど~でない」という意味です。

He is not as old as I. 「彼は、私ほど年を取っていない。」

この同格の文は「彼は、私より若い。」という意味を表しており、
以下のように比較表現を用いて表すこともできます。


He is younger than I. 「彼は、私より若い。」

また、「私」を主語にすると以下のような比較表現で表すこともできます。

I am older than he. 「私は、彼より年を取っています。」

次に、同格と最上級の書き換えについて解説します。

最上級の形は「the + 形容詞または副詞の最上級 + in(of) … 」で、
意味は「…の中で最も~」です。


Tokyo is the largest city in Japan. 「東京は、日本で一番大きい都市です。」

この文はlargeの最上級(largest)を用いて「一番~」という意味を表しています。

最上級の文は、「No (other) + 単数名詞 ~ + as[so] + 形容詞や副詞の原級 + as … 」と同格表現を用いても同じ意味を表すことができます。

先ほどの最上級の文をこの同格表現を用いて表すと、以下のようになります。

No (other) city in Japan is as large as Tokyo.
「東京と同じくらい大きい都市は、日本にはありません。」

英文を直訳すると「日本のゼロの都市が、東京と同じくらい大きい」となりますが、
日本語的に不自然なので上のような日本語訳になります。

同格は2人の人や2つのものを比べているので、東京と他の都市を1つずつ比べていることになります。

東京という1つの都市と他の都市全てをまとめて比べることはできないので、
No otherの後ろには名詞の単数形がくることに注意しましょう。


上の文では都市に限定した話をしているのでNo (other) 単数名詞という形を用いましたが、
種類が分からない場合には以下のようにNothingを用います。


Nothing is as important as life.
「(全ての中で、)命と同じくらい大切なものはない。」
「(全ての中で、)命が一番大切だ。」
 最上級(比較⇔最上級の書き換え)
以下は最上級の文です。

Tokyo is the largest city in Japan. 「東京は、日本で一番大きい都市です。」

この最上級の文は、比較級を用いて表すことができます。

まず、日本語で比較の表現を用いて上の最上級の文を言い換えると、
「日本には、東京より大きい都市はない。」となります。

これは、英語で以下の形で表すことができます。

No (other) + 単数名詞 ~ + 比較級 + than … 「…より~なものはない」

実際に、上の最上級の文を比較級を用いた文に書き換えると、英文は以下のようになります。

No (other) city in Japan is larger than Tokyo.
「東京より大きい都市は、日本にはない。」

直訳は「日本のゼロの都市が、東京より大きい。」となりますが、
日本語的に不自然なので上のような日本語に言い換えます。

これは、「東京が一番大きい都市」ということを表しているので、
この形を用いると比較級を用いて最上級を表すことができます。

また、この表現でNo (other)の後ろは通常単数名詞になります。
これは、同格と同様に比較も必ず1人と1人、または1つと1つを比べているからです。

東京と他の都市全てではなく、東京と大阪、東京と福岡というように1つずつ比べているのです。

上の文では都市に限定した話をしていますが、
以下の文のように何の種類か分からないという時はNo (other) 単数名詞の変わりにNothingを用います。


Nothing is more important than health (of all).
「(全ての中で、)健康より重要なものはない。」
「(全ての中で、)健康が一番重要です。」

最上級の文は、もう1つ別の比較表現を用いて表すことができます。

Tokyo is the largest city in Japan. 「東京は、日本で一番大きい都市です。」

この最上級の文を比較表現を用いて日本語で言い換えると、
「東京は、日本の他のどの都市よりよりも大きい。」となります。

これは、英語で以下の形で表すことができます。

比較級 + than any other + 単数名詞 「他のどんな…より~」

実際に、上の最上級の文をこの比較級を用いた表現を用いて書き換えると、以下のようになります。

Tokyo is lager than any other city in Japan.
「東京は、日本の他のどの都市よりも大きい。」

これは、「東京が一番大きい都市」ということを表しているので、
この形を用いると比較級を用いて最上級を表すことができます。

また、この表現でもany otherの後ろは通常単数名詞になります。

東京と他の都市全てではなく、東京と大阪、東京と福岡というように1つずつ都市を比べているからです。
 比較と最上級で注すべき表現(the 比較級 of the two)
以下は最上級の文です。

That boy is the tallest of the three.
「その少年は、3人の中で一番背が高い。」

比べている対象の数が3人または3つ以上の場合は、
「その中で一番~」となるので最上級を用います。


この文で、of the threeの部分をof the twoに変えると、最上級ではなく比較級を用い以下のようになります。

That boy is the taller of the two.
「その少年は、2人のうちで背が高い方です。」

このように、比べている対象が2人または2つの場合は「どちらかが~より…」となるので比較級を用います。

全体は最上級のような形になっていますが、
比較級を用いなければならないので注意しましょう。


また、この形では形容詞や副詞の比較級の前にtheが付きます。
慣用表現を除いた比較表現で、唯一比較級にtheが付く形なので注意しましょう。

「the 比較級 of the two」で「2人(2つ)のうちより~」と覚えておきましょう。
 比較と最上級で注すべき表現(theを付けてはいけない最上級)
通常、最上級を文中で用いる場合には、以下のように形容詞や副詞の最上級の前にtheを付けます。

This lake is the deepest of the five. 「この湖は、5つの中で一番深い。」

次に、以下の最上級を用いた文をみてみましょう。

This point is deepest in this lake.
「この湖の中で、このポイントが一番深い。」

今度は、最上級deepestの前にtheが付いていません。

複数の中で「一番」という時は最上級にtheを付けますが、
1人の人や1つの物の中での性質で「一番」という時にはtheを付けません。


This lake is the deepest of the five.

まず、この文では「5つの湖の中で」と複数の中で「一番深い」ということを表しているので、
最上級にtheを付けます。

This point is deepest in this lake.

それに対し、この文では1つの池の中での深さという性質を比べ、
ある地点が「一番深い」ということを表しているので最上級にtheを付けてはいけません。

これは、慣用表現を除いた最上級の表現で、
唯一theを付けない形なので注意しましょう。


以下のように、副詞の最上級の前のtheは省略可能であって、
付けてはいけないということはありません。

He can swim (the) fastest in our class.
「彼は、私達のクラスで一番速く泳ぐことができます。」
 比較と最上級で注すべき表現((a) most + 形容詞の原級 + 名詞)
通常、difficultなどの長い形容詞や副詞の最上級を作る時にmostを形容詞や最上級の前に置きます。

そして、文中で最上級を用いる時は以下のようにtheを最上級の前に置きます。

This is the most difficult English book of all.
「これは、全ての中で一番難しい英語の本です。」

ところが、mostは「(a) most + 形容詞の原級 + 名詞」という形で用いられる時、
veryと同じ「とても」という意味になります。


This is a most difficult English book.
「これは、とても難しい英語の本です。」

この場合、English bookは単数なのでmostの前にaが付きます。

mostには、他に「ほとんどの」という意味もあります。

Most people in our town joined the party.
「私達の町のほとんどの人々は、そのパーティーに参加した。」

最上級を勉強すると、mostはいつも「一番~」という意味だと勘違いしやすいので注意しましょう。
 比較と最上級で注すべき表現(thanではなくtoを用いる比較)
thanではなくtoを用いる比較について解説します。
通常、「~より…」という比較には「比較級 + than …」という形を用います。

ただ、以下の5つの比較表現ではthanではなくtoを用います。

1.prefer ~ to … 「…より~を好む」

I prefer dogs to cats. 「私は、猫より犬が好きです。」

これは、通常の比較を用いると以下のようになります。

I like dogs better than cats.

2.junior to … 「…より年下」

He is junior to me. 「彼は、私より年下です。」

toの後ろは目的格(この場合me)になります。主格のIは置けません。

×He is junior to I.

これは、通常の比較を用いると以下のようになります。

He is younger than I.

そして、これらの表現で「彼は、私より2歳年下です。」というように年齢差を表したい場合があります。
2通りの表現があり、まず1つ目の表現は比較級の前に年齢差をそのまま置いて以下のように書きます。

He is two years junior to me.
He is two years younger than I.

もう1つの表現では、以下のようにbyを用いて年齢差を文の最後に置きます。

He is junior to me by two years.
He is younger than I by two years.

3.senior to … 「…より年上」

He is senior to me. 「彼は、私より年上です。」

これは、通常の比較を用いると以下のようになります。

He is older than I.

この場合も2と同様に、「彼は、私より2歳年上です。」というように年齢差を表したい時は以下の4つの表現を用います。

He is two years senior to me.
He is two years older than I.
He is senior to me by two years.
He is older than I by two years.

4.superior to … 「…より優れている」

This car is superior to that one. 「この車は、あの車より優れている。」

これは、通常の比較を用いると以下のようになります。

This car is better than that one.

5.inferior to … 「…より劣っている」

This car is inferior to that one. 「この車は、あの車より劣っている。」

これは、通常の比較を用いると以下のようになります。

This car is worse than that one.

6.prior to … 「…より前に」「…より先に」

The day when the affair happened was prior to my birthday.
「その事件が起きた日は、私の誕生日より前だった。」
「その事件は、私の誕生日より前に起きた。」
 何と何を比較しているのか?(同格偏)
同格表現で何と何を比べているのか?について解説します。

これは、同格や比較の文を作る時に私達日本人が混乱しやすい部分です。

それは、同格は形容詞や副詞の原級をas asではさむと覚えており、
何と何を比較しているのかについては深く考える習慣が身に付いていないからです。

同格や比較の文を作る時には、
「何」と「何」を比べているかをしっかり考えないと正しい文章を作ることができないことがよくあります。


例えば、「彼は、私と同じ年だ。」という同格を表す英文を作る時に、
以下の2つの文で迷ってしまいます。

He is as old as I.
He is as old as me.

ここでは、まずこの文を例にとり解説していきます。

実は、この同格文は以下の2つの事柄を比べています。

He is old. 「彼は、年をとっている。」
I am old. 「私は、年をとっている。」

そして、1つの文中で比べるためにこの2つの文を繋ぐ必要があります。

その時に、同格で繋ぐ場合asを用いて以下のようになります。

He is old as I am old.

同格のas asの後ろのasは、2つの文を繋ぐ接続詞のような働きをしています。

そして、この場合「年」を比べて「同じくらい」ということを表したいので、
同格を表すasをoldの前に置いて以下のようになります。

He is as old as I am old.
「彼は、私が年をとっているのと同じ位年をとっている。」

ここで、日本語でも英語でも同じ言葉の繰り返しは避けるので、oldは消します。
また、amもhe isの部分からbe動詞だと容易に推測できるので省略し、
完成した文は以下のような文になります。

He is as old as I. 「彼は、私と同じ年だ。」

amを消す理由としては、今は「彼」と「私」という比較対照が分かればいいのでamは必要ないということも言えます。
ただ、この文では以下のようにmeを用いることもあるようです。

He is as old as me.

次に、「彼は、私と同じ位多くの本を持っています。」という文を考えてみます。

この場合、同格はas asで挟むと覚えているとHe has boods as many as I haveという文を作ってしまうことがよくあります。
実は、この文では間違いなのです。

この文は、以下の2つの事柄を比べています。

He has many books. 「彼は、多くの本を持っています。」
I have many books. 「私は、多くの本を持っています。」

そして、この2つの事柄を1つの文中で比べるため、
同格で繋ぐ場合に接続詞的な役割を果たすasを用いて以下のようになります。

He has many books as I have many books.

この後がポイントです。「本の多さ」を比べて同じ位と言いたい訳ですから、
以下のようにmanyの前に同格を表すasを置きます。

He has as many books as I have many books.
「彼は、私が多くの本を持っているのと同じ位多くの本を持っています。」

そして、I haveの後ろのmany booksの部分は同じ語の繰り返しとなるので省略され以下のようになります。

He has as many books as I have.
「彼は、私同じ位多くの本を持っています。」

この場合、haveはhasの変形なので同じと考え以下のように書くこともあります。

He has as many books as I.

ただ、これだと「彼が持っている量(He has)」と「私(I)」を比べている感じになってしまうのでhaveは残しておいた方がよいと思います。
もう1つ、「彼女は、彼女の姉と同じ位美しい。」という文を考えてみます。
この文は、以下の2つの事柄を比べています。

She is a beautiful woman. 「彼女は、美しい女性です。」
Her sister is a beautiful woman. 「彼女姉は、美しい女性です。」

そして、この2つの事柄を比べるため、asを用いて以下のようになります。

She is a beautiful woman as her sister is a beautiful woman.

この場合、「美しい」度合いを比べて同じということを表しているので、
同格を表すasをbeautifulの前に置いて英文は以下のようになります。
She is a as beautiful woman as her sister is a beautiful woman.

同格を表すasを置く位置に気をつけましょう。ここで、a(1人の)はwomanに付いているものなので
womanの前に移動し、文は以下のようになります。

She is as beautiful a woman as her sister is a beautiful woman.
「彼女は、彼女の姉が美しい女性であるのと同じ位美しい女性です。」

最後に、同じ言葉の繰り返しは避けるためis a beautiful womanの部分を消し、
完成した文は以下のような文になります。

She is as beautiful a woman as her sister.
「彼女は、彼女の姉と同じ位美しい女性です。」

しかし、この文章は文法的には正しいのですが通常は以下の文章が用いられます。
She is as beautiful as her older sister.「彼女は、彼女の姉と同じ位美しい。」
 何と何を比較しているのか?(比較偏)
比較表現で何と何を比べているのか?について解説します。

これは、同格や比較の文を作る時に私達日本人が混乱しやすい部分です。

それは、比較の形を形容詞や副詞の比較級 + thanと覚えており、
何と何を比較しているのかについては深く考える習慣が身に付いていないからです。

同格や比較の文を作る時には、「何」と「何」を比べているかをしっかり考えないと正しい文章を作ることができないことがよくあります。

まず、「彼は、私より若い。」という簡単な比較の文を例にとって考えてみます。

何と何を比較しているのかを理解していないと、
以下の2つの文でどちらが正しいのか迷ってしまいます。

He is younger than I.
He is younger than me.

この程度の文なら「比較級 + than」ということさえ覚えていれば感覚的に作れてしまうかもしれませんが、
実は次のような考え方をしています。

上の比較の文は、以下の2つの事柄を比べています。

He is young. 「彼は、若い。」
I am young. 「私は、若い。」

そして、この2つの文(事柄)を1つの文中で比べるために繋ぐ必要があり、
同格ではasを用いましたが比較の場合はthanを用いて以下のように繋ぎます。

He is young than I am young.

比較表現のthanは、2つの文を繋ぐ接続詞のような働きをしています。

そして、この場合「より若い」と若さを比較して「より~」ということを表したいので、
youngを比較級のyoungerに変えて以下のような文になります。

He is younger than I am young.

最後に、youngは同じ言葉の繰り返しは避けるため、
amもHe isの部分からbe動詞の繰り返しとなるので消して完成した文は以下のようになります。

He is younger than I. 「彼は、私より若い。」

※口語では、He is younger than me.ということもあります。

次に、「彼は、日本語より英語を上手に話すことができる。」という比較の文を例にとって考えてみます。

この文は、以下の2つの事柄を比べています。

He can speak English well. 「彼は、英語を上手に話すことができる。」
He can speak Japanese well. 「彼は、日本語を上手に話すことができる。」

そして、この2つの事柄を比べるためにthanを用いて繋ぎ以下のようになります。

He can speak English well than he can speak Japanese well.
「彼は、日本語を上手に話すことができるより英語を上手に話すことができる。」

また、この場合「より上手」と話す上手さを比較を比較して「より~」ということを表したいので、
wellを比較級のbetterに変えて以下のような文になります。

He can speak English better than he can speak Japanese well.

最後に、同じ言葉の繰り返しは避けるためthanの後ろのHe can speakとwellは同じ語の繰り返しとなるので消し、
完成した文は以下のようになります。

He can speak English better than Japanese.
「彼は、日本語より英語を上手に話すことができる。」

thanの後ろは必ずHeやIなどの主格ではなく、何と何を比べているかにより変わるので注意しましょう。

最後に、「今日は、昨日より寒い。」という比較の文を考えてみます。

この文は、以下の2つの事柄を比べています。

It is cold today. 「今日は、寒い。」
It was cold yesterday. 「昨日は、寒かった。」

そして、この2つの事柄を比べるためにthanを用いて繋ぎ、1つの文にすると以下のようになります。

It is cold today than it was cold yesterday.

また、この場合「より寒い」と寒さを比較して「より~」ということを表したいので、
coldを比較級のcolderに変えて以下のような文になります。

It is colder today than it was cold yesterday.
「今日は、昨日が寒かったのより寒い。」

ここで、thanの後ろのItとcoldは同じ語の繰り返し、
wasも最初のIt isから容易に推測できるため消して以下のようになります。

It is colder today than yesterday. 「今日は、昨日より寒い。」

以下のように順番を変えたりしないように注意しましょう。

It is today colder than yesterday.

同格表現の場合は並び順が変わることもありますが、
比較表現は基本的にもとの文から並び順を変える必要はありません。