高校英語(文法-関係副詞)  メニューに戻る

 関係副詞の種類
関係副詞には、以下のようなものがあります。

where, when, why, how

これら関係副詞は、接続詞と副詞の働きをして形容詞節を導きます。

上の説明を読むと難しく感じますが、簡単に言うと2つの文を繋ぎ、
関係副詞の前にある名詞[先行詞]を修飾する節を作るということです。


実際に、以下の例文をみてみましょう。

I visited the city where he lives.
「私は、彼が住んでいる街を訪れました。」

この文は、以下の2つの文が関係副詞whereにより繋げられおり、
関係副詞whereは2つの文を繋ぐ接続詞の役割をしています。

I visited the city. 「私は、その街を訪れました。」

where he lives(もとは、he lives there) 「彼が住んでいる。」

また、where he livesの部分はthe cityという名詞を後ろから修飾しています。

よって、関係副詞whereの後ろの文は形容詞(形容詞は名詞を修飾する)の役割をしている節(主語と動詞の組からなる1つの文)なので形容詞節となります。

ここでは、関係副詞は2つの文を繋ぎ、関係副詞の前にある名詞[先行詞]を修飾する節を作るということをまず覚えておいて下さい。
 関係副詞(where)
関係副詞は2つの文を繋ぎ、関係副詞の前にある名詞[先行詞]を修飾する形容詞節を作ります。

そして、whereは先行詞が場所に関連する言葉の時に用いる関係副詞です。
まず、2つの文を繋ぐという部分について解説します。

関係副詞を用いて2つの英文を繋ぐ手順は以下の通りです。

1.2つの文で同じものを表している言葉を見つける。

2.片方を関係副詞に置き換える。

手順1で選んだ2つの人または物のうち、副詞である方を関係副詞に置き換えます。
もう一方は名詞です。

手順1で選んだ人または物のうち、関係副詞に置き換えなかった名詞は先行詞(修飾される名詞)と呼ばれます。

3.先行詞の後ろに関係副詞がくるように残りの文を置く。

それでは、以下の2つの文を関係副詞を用いて繋いでみましょう。

That is the place. 「あれは、その場所です。」

I lived there ten years ago. 「私は、10年前そこに住んでいました。」

1.2つの文で同じものを表している言葉を見つける。

1つ目の文のthe placeと2つ目の文のthereが、同じ場所を表す言葉です。

2.片方を関係副詞に置き換える。

1で選んだthe placeとthereのうち副詞はthereです。

よって、thereを関係副詞に置き換えます。

ここで補足しておきますと、副詞とは動詞、形容詞、副詞を修飾する品詞です。

この場合、there「そこに」は「どこに」→「住んでいた」のかを表しており、
動詞のlivedを修飾している副詞です。


もう片方の名詞the placeが先行詞となり、
the placeは場所に関連する言葉なのでthereを関係副詞whereに置き換えます。

よって、2つ目の文はI lived where ten years ago.となります。

3.先行詞の後ろに関係副詞がくるように残りの文を置く。

先行詞the placeの後ろに関係副詞whereがくるように、
where I lived ten years agoと書き換えて繋げます。

よって、関係副詞whereにより2つの文を繋ぐと、以下のようになります。

That is the place where I lived ten years ago.
「あれは、私が10年前に住んでいた場所です。」

関係副詞whereを用いて繋げた文、where I lived 「私が住んでいた」は先行詞the placeを修飾(説明)しています。

関係副詞のwhereは先行詞が場所の時に用いられ、
先行詞がplace「場所」の時は書かなくても推測できることから以下のように省略されることもあります。

That is where I lived ten years ago.
「あれは、私が10年前に住んでいた場所です。」

以下のように先行詞がplace以外の時は、
記載しないと先行詞が何か分からなくなってしまうため、通常省略されることはありません。

That is the house where I lived ten years ago.
「あれは、私が10年前に住んでいた家です。」

そして、以下のように関係副詞whereは省略されることが多いです。

That is the house I lived ten years ago.
「あれは、私が10年前に住んでいた家です。」
 関係代名詞と関係副詞の違い
関係代名詞も関係副詞も2つの文を繋ぎ、その前にある名詞[先行詞]を修飾する形容詞節を作ります。

似ているので、関係代名詞と関係副詞はまとめて関係詞と呼ばれます。

ただ、関係代名詞は名詞の代わりに、
関係副詞は副詞の代わりに用いて2つの文を繋ぎます。


この部分について、2つの文を繋ぎながら解説します。

2つの英文を関係代名詞を用いて繋ぐ手順は以下の通りです。
手順の2に注意して解説を読んで下さい。

1.2つの文で同じ人またはものを表す言葉を見つける。

2.片方を関係代名詞または関係副詞に置き換える。

・1で選んだ人や物が両方とも名詞の場合

手順1で選んだ2つの名詞のうち、
修飾される名詞ではない方の名詞を関係代名詞に置き換えます。

・1で選んだ物のうち片方が副詞の場合

手順1で選んだ2つの物のうち、
副詞である方を関係副詞に置き換えます。もう一方は名詞です。

手順1で選んだ人またはもののうち、
関係詞に置き換えなかった名詞は先行詞(修飾される名詞)になります。

3.先行詞の後ろに関係代名詞または関係副詞がくるように残りの文を置く。

それでは、まず以下の2つの文を関係詞を用いて繋いでみましょう。

The park is near my house. 「その公園は、私の家の近くにあります。」
We played soccer there. 「私達は、そこでサッカーをしました。」

1.2つの文で同じ人またはものを表す言葉を見つける。

1つ目の文のThe parkと2つ目の文のthereが同じ物です。

2.片方を関係詞に置き換える。

1で選んだThe parkとthereのうちthereが副詞なので、
これを関係副詞に置き換えます。

もう片方のThe parkが先行詞となり、
the parkは場所に関連する言葉なので関係副詞whereに置き換えます。

よって、2つ目の文はWe played soccer where.となります。

3.先行詞の後ろに関係副詞がくるように残りの文を置く。

先行詞The parkの後ろに関係副詞whereがくるように、
where we played soccerと書き換えて繋げます。

よって、関係副詞により2つの文を繋ぐと、以下のようになります。

The park where we played soccer is near my house.
「私達がサッカーをした公園は、私の家の近くにあります。」

次に、以下の2つの文を関係詞を用いて繋いでみましょう。

The temple was very beautiful. 「その寺は、とれも美しかった。」
We visited there yesterday. 「私達は、昨日そこを訪れました。」

※下の英文のthereは「そこ」という意味の名詞です。

1.2つの文で同じ人またはものを表す言葉を見つける。

1つ目の文のThe templeと2つ目の文のthereが同じ物です。

2.片方を関係詞に置き換える。

1で選んだThe templeとthereは両方とも名詞なので、
修飾されている名詞ではない方を関係代名詞に置き換えます。

日本語は「私達が昨日訪れた寺は、とても美しかった。」となるので、
修飾されている名詞はThe templeです。

修飾されていない方の名詞thereは人以外で目的格なので、
関係代名詞whichに置き換えます。

よって、2つ目の文はWe visited which yesterday.となります。
The templeは、先行詞となります。

3.先行詞の後ろに関係詞がくるように残りの文を置く。

先行詞the templeの後ろに関係代名詞whichがくるように、
which we visited yesterdayと書き換えて繋げます。

よって、関係代名詞により2つの文を繋ぐと、
以下のようになります。

The temple which we visited yesterday was very beautiful.
「私達が昨日訪れた寺は、とても美しかった。」

関係代名詞と関係副詞は似ていますが、
2つの文を繋ぐ時に関係代名詞は名詞の代わりに、関係副詞は副詞の代わりに用います。


その他の形容詞節を導き先行詞(名詞)を修飾するという役割は全く同じです。
 関係副詞(when)
関係副詞は2つの文を繋ぎ、関係副詞の前にある名詞[先行詞]を修飾する形容詞節を作ります。

そして、whenは先行詞が時に関連する言葉の時に用いる関係副詞です。

それでは、以下の2つの文を関係副詞を用いて繋いでみましょう。

I remember the day. 「私は、その日のことを覚えています。」

I met him for the first time then. 「私は、その時彼に初めて会った。」

1.2つの文で同じものを見つける。

1つ目の文のthe dayと2つ目の文のthenが同じものです。

2.片方を関係副詞に置き換える。

1で選んだthe dayとthenのうち副詞であるthenを関係副詞に置き換えます。
thenは時に関係する言葉なので関係副詞whenに置き換えます。

ここで補足しておきますと、副詞とは動詞、形容詞、副詞を修飾する品詞です。

この場合、then「その時に」は、「その時に」→「会った」ということを表しており、
動詞metを修飾している副詞です。

もう片方の名詞the dayが先行詞となり、
the dayは時に関連する言葉なので関係副詞whenに置き換えます。

よって、2つ目の文はI met him for the first time when.となります。

3.先行詞の後ろに関係副詞がくるように残りの文を置く。

先行詞the dayの後ろに関係副詞whenがくるように、
when I met him for the first timeと書き換えて繋げます。

よって、関係副詞により2つの文を繋ぐと、以下のようになります。

I remember the day when I met him for the first time.
「私は、彼に初めて会った日のことを覚えています。」

関係副詞を用いて繋げた文、
when I first met him 「私が初めて彼に会った」は先行詞the dayを修飾(説明)しています。

関係副詞のwhenは先行詞が時に関する言葉の時に用いられ、
先行詞がtime「時」の時は書かなくても推測できることから以下のように省略されることもあります。

I remember the time when I met him for the first time.
→I remember when I met him for the first time.
「私は、彼に初めて会った時のことを覚えています。」

また、以下のように関係副詞whenが省略された形が用いられることが多いです。

I remember the time I met him for the first time.
 前置詞 + 関係代名詞 = 関係副詞
なぜ前置詞 + 関係代名詞 = 関係副詞という公式が成り立つのか、
2つの文を繋ぎながら解説していきます。

That is the house. 「あれは、(その)家です。」
He lives there. 「彼は、そこに住んでいます。」

この2つの文で、1つ目の文のthe houseと2つ目の文のthereが同じものです。
これら2つのうち、副詞のthereを関係副詞whereに置き換えます。
そして、2つの文を繋ぐと以下のようになります。

That is the house where he lives. 「あれは、彼が住んでいる家です。」

次に、以下の2つの文を繋いでみましょう。

That is the house. 「あれは、(その)家です。」
He lives in it. 「彼は、そこに住んでいます。」

この2つの文では、1つ目の文のthe houseと2つ目の文のitが同じものです。
この2つは両方とも名詞なので片方を関係代名詞に置き換えます。

2つの文を繋いだ日本語は「あれは、彼が住んでいる家です。」となり、
修飾されているのはthe houseなのでもう一方のitを関係代名詞whichに置き換えます。
そして、2つの文を繋ぐと以下のようになります。

That is the house which he lives in. 「あれは、彼が住んでいる家です。」

また、この文は前置詞 + 関係代名詞を用いて以下のように2つの文を繋ぐことができます。

That is the house in which he lives. 「あれは、彼が住んでいる家です。」

ここで、この文を最初の関係副詞を用いた文、
That is the house where he lives.と照らし合わせてみると「in which = where」であることが分かります。
よって、前置詞 + 関係代名詞 = 関係副詞であるということが分かります。


前置詞 + 名詞は、文中で副詞の役割をすることがあり、
その場合には前置詞 + 名詞を関係副詞に置き換えることができます。
 前置詞 + 名詞を関係副詞に置き換える
前置詞 + 名詞を関係副詞に置き換える方法について解説します。

以下の2つの文を繋ぎながら解説していきます。

I remember the day. 「私は、その日のことを覚えています。」

I met him for the first time on the day. 「私は、その日彼に初めて会った。」

2つの文を繋ぐ手順は以下の通りです。

1.2つの文で同じものを見つける。

1つ目の文のthe dayと2つ目の文のthe dayが同じものです。

2.片方を関係代名詞に置き換える。

2つの文を繋いだ日本語は、
「私は、初めて彼に会った日のことを覚えています。」となるので、1つ目の文のthe dayが先行詞となります。

よって、2つ目の文のthe dayを人以外で目的格の時に用いる関係代名詞whichに置き換え、
2つ目の文は以下のようになります。

I met him for the first time on which.

3.先行詞の後ろに関係代名詞がくるように残りの文を置く。

先行詞である1つ目の文のthe dayの後ろに関係代名詞whichがくるように、
which I met him for the first time onと書き換えて繋げます。


よって、関係代名詞により2つの文を繋ぐと、以下のようになります。

I remember the day which I met him for the first time on.
「私は、彼に初めて会った日のことを覚えています。」

ここで、手順2で関係代名詞の前に前置詞がある場合は前置詞 + 関係代名詞の形で文を繋ぐことができるので、
上の文は以下のように書くこともできます。

I remember the day on which I met him for the first time.
「私は、彼に初めて会った日のことを覚えています。」

また、前置詞 + 関係代名詞は関係副詞に置き換えることができます。

よって、手順1で同じものを選ぶ時に2つ目の文でthe dayではなく、
on the dayを選ぶとon the dayの部分は「その日に」→「会った」と動詞を修飾しており、
副詞の役割をしているため以下のように関係副詞に置き換えることができます。

I remember the day when I met him for the first time.
「私は、彼に初めて会った日のことを覚えています。」

1語で場所や時を表す言葉は、there「そこで(に)」とthen「その時(に)」くらいしかありません。

よって、副詞1語を関係副詞に置き換えるよりも、
前置詞 + 名詞を関係副詞に置き換えて文を繋ぐことがほとんどです。

 関係副詞(why)
関係副詞は2つの文を繋ぎ、関係副詞の前にある名詞[先行詞]を修飾する形容詞節を作ります。

そして、whyは、先行詞が理由の時に用います。
理由を表す単語はreasonしかないので、whyの先行詞は必ず(the) reasonになります。


しかし、先行詞がthe reasonだから必ず関係副詞whyを用いるという訳ではなく、
関係代名詞whichを用いる場合もあるので注意しなければなりません。


それでは、では、以下の2つの文を繋ぎながら解説していきます。

This is the reason. 「これは、その理由です。」

I was late for it. 「私は、そのせいで遅れました。」

1.2つの文で同じものを見つける。

1つ目の文のthe reasonと2つ目の文のitが同じものです。

2.片方を関係代名詞に置き換える。

2つの文を繋いだ日本語は、「これは、私が遅れた理由です。」となり、
修飾されている1つ目の文のthe reasonが先行詞となります。

よって、2つ目の文のitを人以外で目的格の時に用いる関係代名詞whichに置き換え、
2つ目の文はI was late for whichとなります。

3.先行詞の後ろに関係代名詞がくるように残りの文を置く。

先行詞である1つ目の文のthe reasonの後ろに関係代名詞whichがくるように、
which I was late forと書き換えて繋げます。

よって、関係代名詞により2つの文を繋ぐと、以下のようになります。

This is the reason which I was late for.
「これは、私が遅れた理由です。」

ここで、手順2で関係代名詞の前に前置詞がある場合は前置詞 + 関係代名詞の形で文を繋ぐことができるので、
上の文は以下のように書くことができます。


This is the reason for which I was late.
「これは、私が遅れた理由です。」

また、前置詞 + 関係代名詞は関係副詞に置き換えることができるので、
for whichを先行詞が理由(the reason)の時に用いる関係副詞whyに置き換えて以下のように書くこともできます。


This is the reason why I was late.
「これは、私が遅れた理由です。」

手順1で同じものを選ぶ時に2つ目の文でitを選ぶとitは名詞なので関係代名詞whichを用います。

ところが、for itを選ぶとfor itの部分は「そのせいで」→「遅れた」と動詞を修飾する副詞の役割をしているので関係副詞whyに置き換えます。

1語で理由を表す言葉はないので、
前置詞 + 名詞(for itまたはfor the reason)を関係副詞whyに置き換えます。


先行詞が理由the reasonだからいつも関係副詞whyを用いるという訳ではなく、
関係代名詞whichを用いる場合もあるので注意しましょう。

そして、以下のように関係副詞whyは省略されることが多いです。

This is the reason I was late.
 関係副詞(how)
関係副詞は2つの文を繋ぎ、関係副詞の前にある名詞[先行詞]を修飾する形容詞節を作ります。

そして、howは、先行詞が方法の時に用います。方法を表す単語はwayしかないので、
howの先行詞は必ず(the) wayになります。


しかし、先行詞がthe wayだから必ず関係副詞howを用いるという訳ではなく、
関係代名詞whichを用いる場合もあるので注意しなければなりません。


それでは、では、以下の2つの文を繋ぎながら解説していきます。

This is the way. 「これは、その方法です。」

I learned English in it. 「私は、その方法で英語を学びました。」

1.2つの文で同じものを見つける。

1つ目の文のthe wayと2つ目の文のitが同じものです。

2.片方を関係代名詞に置き換える。

2つの文を繋いだ日本語は、「これは、私が英語を学んだ方法です。」となるので、
修飾されている1つ目の文のthe wayが先行詞となります。

よって、2つ目の文のitを人以外で目的格の時に用いる関係代名詞whichに置き換え、
2つ目の文は以下のようになります。

I learned English in which.

3.先行詞の後ろに関係代名詞がくるように残りの文を置く。

先行詞である1つ目の文のthe wayの後ろに関係代名詞whichがくるように、
which I learned English inと書き換えて繋げます。

よって、関係代名詞により2つの文を繋ぐと、以下のようになります。

This is the way which I learned English in.
「これは、私が英語を学んだ方法です。」

ここで、手順2で関係代名詞の前に前置詞がある場合は、
前置詞 + 関係代名詞の形で文を繋ぐことができます。

よって、上の文は以下のように書くこともできます。

This is the way in which I learned English.
「これは、私が英語を学んだ方法です。」

また、前置詞 + 関係代名詞は関係副詞になるので、
in whichを先行詞が方法の時に用いる関係副詞howに置き換え以下のように書くこともできます。


This is the way how I learned English.
「これは、私が英語を学んだ方法です。」

ただ、関係副詞howを用いる時はthe way howという書き方はできません。

the wayを消すか、howを消して以下のように書かなければなりません。

This is how I learned English.

This is the way I learned English.

手順1で同じものを選ぶ時に2つ目の文でitではなくin itを選ぶと、
in itの部分は「その方法で」→「学んだ」と動詞を修飾しています。

よって、in itは副詞の役割をしているので関係副詞に置き換えます。

1語で方法を表す副詞はないので、
前置詞 + 名詞(in + itまたはin + the way)を関係副詞howに置き換えます。


あと、先行詞が理由the wayだからいつも関係副詞howを用いるという訳ではないので注意して下さい。

名詞を置き換える時は、先行詞がthe wayでも関係代名詞のwhichを用います。
 関係副詞の応用(関係副詞の先行詞の省略)
まず、関係副詞whyで先行詞を省略する場合を解説します。

This is the reason why I was angry with him.
「これは、私が彼に怒っていた理由です。」

関係副詞whyの先行詞はthe reasonしかなく、
書かなくても分かるのでthe reasonは以下のように省略されることがあります。


This is why I was angry with him.

関係副詞howの先行詞はthe wayしかありません。
そして、以下のようにhowの前に先行詞the wayは書いてはいけません。


This is the way how I solve the problem.
「これは、私がその問題を解いた方法です。」

関係副詞howを用いた文は、the wayを消してhowだけ残すか、
howを消してthe wayだけ残して以下のようになります。

This is how I solve the problem.
This is the way I solve the problem.

ここでは、関係副詞whereとwhenの先行詞を省略することがあるということについて解説します。

以下の例文をみてみましょう。

This is the house where he lives.
「これは、彼が住んでいる家です。」

この文のthe houseのように先行詞が書かないと分からない場合には、
通常先行詞は省略しません。

ところが、以下のように先行詞がthe place「場所」の場合にはthe placeが省略されることがあります。

That is the place where I went last year.
「それは、私が去年行った場所です。」

関係副詞whereにより先行詞が場所を表すと分かるので、
「場所」という意味のthe placeは書かなくても意味が分かるため省略されます。

よって、上の文は以下のように書くこともできます。

That is where I went last year.

以下のような関係副詞whenを用いた文でも、
先行詞がthe time「時」の時には省略されることがあります。


I remenber the time when I met him for the first time.
「私は、初めて彼に会った時のことを覚えています。」

よって、この文はthe timeを省略して以下のように書くこともできます。

I remenber when I met him for the first time.

これは、関係副詞のwhenが「時」という意味を持っており、
書かなくても分かるので省略されることがあります。

その他のwhereやwhenの先行詞は、
前後の文から明らかに分かる場合を除いて省略されることはまずありません。
 関係副詞の応用(関係副詞whenの表現 the time when ~)
関係副詞whenの注意すべき表現について解説します。

以下の2つの文を関係副詞whenを用いて繋いでみましょう。

The time will surely come. 「その時は、きっと来るでしょう。」

We will travel to the moon then. 「私達は、その時月に旅行するでしょう。」

まず、2つの文の同じものはThe timeとthenです。

thenは副詞で先行詞The timeが時に関連する言葉なのでthenを関係副詞whenに置き換えます。

そして、whenが先行詞The timeの後ろにくるように2つ目の文when we will travel to the moonを繋ぎます。

よって、文を繋ぐ手順どおりに繋ぐと以下のようになります。

The time when we will travel to the moon will surely come.
「私達が月に旅行する時が、きっと来るでしょう。」

ところが、「~する時が…(だろう)」という言い方をする時は
以下のようにwhen ~ の部分は先行詞The timeでなく通常文の最後に置きます。

The time will surely come when we will travel to the moon.
「私達がつきに旅行する時が、きっと来るでしょう。」

先行詞The timeと関係副詞whenが離れているので訳す時に注意しましょう。
 関係副詞の応用(関係副詞の継続用法[非制限用法])
関係副詞のwhereとwhenには、関係代名詞と同じように継続用法があります。

下の継続用法の文をみてみましょう。

I went to Rome, where I saw a lot of buildings.
「私はローマに行き、(そして)そこで多くの建物をみました。」

この文のように、継続用法では先行詞と関係副詞の間にコンマ「,」が置かれ、
コンマのところで文を切って訳します。


コンマのところで切った後に、接続詞の「そして」や「しかし」を補うとスムーズに日本語に訳すことができます。

「, where」は、「and there」や「but there」と同じ意味になると覚えておくとよいと思います。

よって、上の文を丁寧に訳すと「私はローマに行きました。
そして、そこで多くの建物をみました。」となります。

これに対し、先行詞と関係副詞の間にコンマのない以下のような文は、
限定用法と呼ばれます。


That is the park where I often went in my childhood.
「あれは、私が子供の頃よく行った公園です。」

この文では、where I often went in my childhood「私が子供の頃よく行った」の部分が先行詞のthe parkを修飾しています。

どのような公園なのか、と関係副詞節(関係副詞の後ろの文)が公園を限定するので限定用法と呼ばれます。

限定用法は、制限用法と呼ばれることもあります。

逆に継続用法は先行詞を限定(制限)しないので、
非制限用法と呼ばれます。

関係副詞whenの継続用法は以下のようになります。

He visited me yesterday, when I went out.
「彼は昨日私を訪れた、しかしその時私は外出していた。」

whereの継続用法と同様に、
先行詞yestedayとwhenの間にコンマ「,」が置かれそこで一度切って訳します。

コンマのところで切った後に、
接続詞の「そして」や「しかし」を補うとスムーズに日本語に訳すことができます。

「, when」は、「and then」や「but then」と同じ意味になると覚えておくとよいと思います。
関係副詞のwhyやhowに継続用法はないので注意しましょう。