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| 命令文(命令文の基礎) |
| 命令文は、目の前にいる人(または人達)に何かをするように命令する時に用い、 文は動詞の原形で始まり意味は「~しなさい」となります。 以下の文は、通常の文です。 You speak English here. 「あなたは、ここで英語を話します。」 この文は、あなたが「英語を話す」という事実を表しています。 この文で、Youを取ると以下のように命令文になります。 Speak English here. 「ここでは、英語を話しなさい。」 be動詞の場合も同じく、原形のbeで始まります。 Be careful. 「注意しなさい。」 命令は目の前にいるYou(「あなた」や「あなた達」)にするものなので、 実際に動作を行う人(主語)が必ずYouなので書かなくても分かります。 よって、「You」が省略されてしまったため命令文では主語を書きません。 英語の文章の中でも一番簡単な文章なのでほとんどの方が覚えていると思いますが、 命令文に主語がないのはこのような理由からだと言われています。 命令文の否定(禁止の命令文)は一般動詞でもbe動詞でも動詞の前にDon'tを置き、 意味は「~するな」「~してはいけない」となります。 Don't run in this room. 「この部屋の中では走ってはいけない。」 Don't be noisy. 「騒がしくしてはいけない。」 命令文の否定(禁止の命令文)は、 以下のように助動詞mustの否定must not(省略形はmustn't)と同じような意味になります。 You musntn't run in this room. 「(あなたは、)この部屋の中では走ってはいけない。」 You mustn't be noisy. 「(あなたは、)騒がしくしてはいけない。」 禁止の命令文では、Don'tの代わりにNever「決して(絶対に)~ない」を置くと 禁止の意味が強まり「絶対に~してはいけない」という意味になります。 Never run in this room. 「絶対にこの部屋の中で走ってはいけない。」 Never be noisy. 「絶対に騒がしくしてはいけない。」 |
| 命令文(依頼の命令文と勧誘の命令文) |
| 命令文は、目の前にいる人(または人達)に何かをするように命令する時に用い、 文は動詞の原形で始まります。意味は、「~しなさい」となります。 命令文は、以下のような文です。 Speak English here. 「ここでは、英語を話しなさい。」 Be quiet. 「静かにしなさい。」 命令文にPleaseを付けると、「~して下さい」という依頼の意味になります。 以下のようにpleaseは、文頭または文末に付けます。 文末に付ける時は、pleaseの前にコンマ「,」を置きます。 Please speak English here. または、Speak English here, please. 「ここでは、英語を話して下さい。」 Please be quiet. または、Be quiet, please. 「静かにして下さい。」 依頼の命令文は、助動詞のwillを用いた表現Will you ~ ?「~してくれませんか」と 同じような意味になります。 上の2つの依頼の命令文は、以下のように書き換えることができます。 Will you speak English here? 「ここでは、英語を話してくれませんか。」 Will you be quiet? 「静かにしてくれませんか。」 否定(禁止の命令文)の場合も、依頼の命令文の作り方は同じです。 Please don't run here. または、Don't run here, please. 「ここでは、走らないで下さい。」 Please don't be noisy. または、Don't be noisy, please. 「騒がしくしないで下さい。」 そして、命令文の先頭にLet'sを付けると、 以下のように「(一緒に)~しましょう」という勧誘の意味になります。 Let's go to the park. 「公園へ行きましょう。」 勧誘の命令文は、助動詞のshallを用いた表現Shall we ~ ? 「(一緒に)~しましょうか」と 同じ意味になります。 上の勧誘の命令文は、以下のように書き換えることができます。 Shall we go to the park? 「公園へ行きましょう。」 答え方は、YesまたはNoとlet'sを用いて以下のようになります。 Yes, let's. 「(はい、)行きましょう。」 No, let's not. 「(いいえ、)やめましょう。」 let'sはlet usの省略形です。 letは使役動詞で本来「(許可して)~させる」という意味があり、 「Let us + 動詞の原形」を直訳すると「私達に~させて」となります。 しかし、命令文で用いられている場合にはこのような訳し方はせず、 「Let's + 動詞の原形」で「~しましょう」という日本語訳になります。 |
| 感嘆文(Howを用いる感嘆文) |
感嘆文は、「なんて~だろう」と驚きを表す時に用います。 感嘆文はHowを用いる場合とWhatを用いる場合がありますが、 Howを用いた形は以下のようになります。 How + 形容詞または副詞 + 主語 + (助動詞) + 動詞 ! 例えば、以下のような文です。 How happy I am! 「私は、なんで幸せなんだろう。」 この文は、以下の文がもとになっています。 I am very happy. 「私は、とても幸せです。」 この文は「とても幸せ」と幸せの度合いを強調しているだけですが、 「なんて幸せだろう」と驚きを表したい時に感嘆文を用います。 「very + 形容詞または副詞」という形の場合は、 veryをhowに書き換え、「how + 形容詞または副詞」を文の先頭に出します。 上の文ではvery happy(形容詞)をhow happyに変え、文の先頭に出します。 そして、文の最後にピリオドではなく、驚きを表すエクスクラメーションマーク(ビックリマーク)「!」を付け、 感嘆文は以下のようになります。 How happy I am! 「私は、なんで幸せなんだろう。」 もう1つ、以下の文を感嘆文に書き換えてみましょう。 He can run very fast. 「彼は、とても速く走ることができる。」 この文では、very fast(very + 副詞)をhow fastに変えて文の先頭に出し、 文末に「!」を付け感嘆文は以下のようになります。 How fast he can run! 「彼は、なんて速く走ることができるんだろう。」 |
| 感嘆文(Whatを用いる感嘆文) |
感嘆文は「なんて~だろう」という意味で驚きを表すために用いられ、 感嘆文には以下の2通りの形があります。 How + 形容詞または副詞 + 主語 + 動詞 ! What + (a) + 形容詞 + 名詞 + 主語 + 動詞 ! howを用いる時は、以下のようにhowの後ろは形容詞または副詞のみです。 How happy I am! 「私は、なんで幸せなんだろう。」 Whatを用いる時には、what + 形容詞の後ろに名詞がきます。 What a big animal this is! 「これは、なんて大きい動物なんだろう。」 この文は、以下の文がもとになっています。 This is a very big animal. 「これは、とても大きい動物です。」 この文は「とても大きい」と大きさを強調しているだけですが、 「なんて大きいのだろう」と驚きを表したい場合に感嘆文を用います。 この場合、very + 形容詞(big)の後ろに名詞(animal)があるので、veryをwhatに置き換えます。 そして、a what big animalではなく、以下のようにwhatが先頭にくるように what a big animalと並び替えて文の先頭に出します。 What a big animal this is! 感嘆文の最後には、ピリオドではなくエクスクラメーションマーク(ビックリマーク)「!」を付けます。 以下のように複数の場合は、aは必要ありません。 These are very big animals. 「これらは、とても大きい動物です。」 この文を感嘆文に書き換える場合には、まずvery + 形容詞(big)の後ろに名詞(animals)があるので veryをwhatに変えます。 そして、What big animalsを文の先頭に出し、感嘆文は以下のようになります。 What big animals these are! 「これらは、なんて大きい動物なんだろう。」 |
| 注意すべき疑問文(否定疑問文) |
まず、be動詞の否定疑問文について解説します。 He is busy now. 「彼は、今忙しい。」 上の文を疑問文に書き換えると以下のようになります。 Is he busy now? 「彼は、今忙しいですか?」 これは、通常の疑問文です。 次に、以下の否定文を疑問文に書き換えてみます。 He isn't busy now. 「彼は、今忙しくない。」 疑問文は、be動詞を用いた通常の疑問文と同じように、 be動詞を主語の前に出し以下のようになります。 Isn't he busy now? 「彼は、今忙しくないのですか。」 ただし、この時否定を表すnotもbe動詞と一緒に前に出します。 このような疑問文は、否定疑問文と呼ばれます。 否定疑問文は否定文を疑問文の形にすればよいだけなので、 作るのはそれほど難しくありません。 ただ、否定疑問文は答え方に注意が必要です。 先ほどの否定疑問文の答え方を考えてみます。 Isn't he busy now? 「彼は、今忙しくないのですか。」 答えは以下の2通りで、日本語の通りに英語にすると以下のようになります。 No, he is. 「いいえ、忙しいです。」 Yes, he isn't. 「はい、忙しくありません。」 ところが、これらは間違いです。 英語では、後ろが肯定文の場合はYesを、後ろが否定文の場合はNoを置かなければなりません。 よって、正しくは以下のようになります。 Yes, he is. 「いいえ、忙しいです。」 No, he isn't. 「はい、忙しくありません。」 忙しい場合はhe is (busy)「彼は忙しい」と肯定文になるため、 「いいえ」でも英語はYesで答えます。 逆に忙しくない場合はhe isn't (busy)「彼は忙しくない」と否定文になるため、 「はい」でも英語はNoで答えます。 これは日本人がてこずるところなので、反復して身につけて下さい。 次に、一般動詞の否定疑問文について解説します。 以下は、一般動詞の通常の疑問文です。 Do you have dinner? 「あなたは、夕食を食べますか。」 この通常の疑問文でDoの部分を否定文で用いるDon'tに変えると以下のように否定疑問文になります。 Don't you have dinner? 「あなたは、夕食を食べないのですか。」 通常の疑問文が「~しますか」となるのに対し、 否定疑問文の意味は「~しないのですか」となります。 否定疑問文は否定文を疑問文の形にすればよいだけなので、 作るのはそれほど難しくありませんが、否定疑問文は答え方に注意が必要です。 上の否定疑問文の答え方を考えてみます。答えは以下の2通りで、 日本語の通りに英語にすると以下のようになりますがこれらは間違いです。 No, I do. 「いいえ、(私は)食べます。」 Yes, I don't. 「はい、(私は)食べません。」 英語では、後ろが肯定文の場合はYesを、後ろが否定文の場合はNoを置かなければなりません。 よって、正しくは以下のようになります。 Yes, I do. 「いいえ、(私は)食べます。」 No, I don't. 「はい、(私は)食べません。」 夕食を食べる場合はI do(have)「私は食べます」と肯定文になるため、 「いいえ」でも英語はYesで答えます。 逆に食べない場合はI don't(have)「私は食べない」と否定文になるため、 「はい」でも英語はNoで答えます。 否定疑問文に答える時は、「いいえ」がYes、「はい」がNoとなるので間違えないようにしましょう。 主語が三人称単数の場合、時制が過去の場合も同じように考えます。 ・一般動詞の現在形で主語が三人称単数の否定疑問文 Doesn't he play soccer? 「彼は、サッカーをしないのですか。」 Yes, he does. 「いいえ、彼はします。」 No, he doesn't. 「はい、彼はしません。」 ・一般動詞の過去形の否定疑問文 Didn't she know it? 「彼女は、それを知らなかったのですか。」 Yes, she did. 「いいえ、彼女は知っていました。」 No, she didn't. 「はい、彼女は知りませんでした。」 最後に、助動詞の否定疑問文について解説します。 以下は、通常の助動詞の疑問文です。 Will he come to our party? 「彼は、(私達の)パーティーに来るつもりですか。」 この疑問文でWillの部分を否定文で用いるWon'tに変えると 以下のように否定疑問文になります。 won'tはwill notの省略形です。否定疑問文ではwill notは用いません。 Won't he come to our party? 「彼は、(私達の)パーティーに来ないつもりですか。」 通常の疑問文が「~するつもりですか」となるのに対し、 否定疑問文の意味は「~しないつもりですか」となります。 また、答えは以下の2通りで、日本語の通りに英語にすると以下のようになりますが これらは間違いです。 No, he will. 「いいえ、彼は来るでしょう。」 Yes, he won't. 「はい、彼は来ないでしょう。」 英語では、後ろが肯定文の場合はYesを、後ろが否定文の場合はNoを置かなければなりません。 正しくは以下のようになります。 Yes, he will. 「いいえ、彼は来るでしょう。」 No, he won't. 「はい、彼は来ないでしょう。」 彼が来る場合はhe will (come)「彼は来るでしょう」と肯定文になるため、 「いいえ」でも英語はYesで答えます。 逆に食べない場合はhe won't (come)「彼は来ないでしょう」と否定文になるため、 「はい」でも英語はNoで答えます。 以下のように、他の助動詞の時も同じように考えます。 Can't she swim? 「彼女は、泳げないのですか。」 Yes, she can. 「いいえ、泳ぐことができます。」 No, she can't. 「はい、泳ぐことができません。」 |
| 注意すべき疑問文(付加疑問文) |
付加疑問文は、相手に念をおしたり、確認をとる表現で、 意味は「~ですよね」「~ではないですよね」となります。 まず、be動詞の付加疑問文から解説していきます。 以下は通常のbe動詞の疑問文です。 この場合、質問している人には、彼が忙しいか忙しくないかは全く分からず質問しています。 Is he busy? 「彼は、忙しいですか。」 これに対し、彼が忙しいということがだいたい分かっていて、 それを確認するような時に付加疑問文を用います。 付加疑問文の意味は「彼は、忙しいですよね。」となり、 実際にこの付加疑問文を作ってみると以下のようになります。 He is busy, isn't he? 「彼は、忙しいですよね。」 このように、付加疑問文はベースとなる文は疑問文にしないでそのまま作り、 その後ろに疑問文を付けます。 ベースとなる文が肯定文の場合は、後にコンマ「,」 + 否定疑問文を付けます。 答え方は通常の疑問文と同じで、以下のようになります。 Yes, he is. 「はい、彼は忙しいです。」 No, he isn't. 「いいえ、彼は忙しくありません。」 以下のように、thisとthatはitで、theseとthoseはtheyで受けます。 This is beautiful, isn't it? → Yes, it is. / No, it isn't. That is an apple, isn't it? → Yes, it is. / No, it isn't. These are apples, aren't they? → Yes, they are. / No, they aren't. Those are apples, aren't they? → Yes, they are. / No, they aren't. ベースとなる文が否定文の場合は、 以下のようにコンマの後ろは普通の疑問文になります。 He isn't busy, is he? 「彼は、忙しくないのですか。」 また、ベースとなる文が否定文の場合、答え方は否定疑問文の時と同じで以下のようになります。 Yesが「いいえ」、Noが「はい」になるので注意しましょう。 Yes, he is. 「いいえ、彼は忙しいです。」 No, he isn't. 「はい、彼は忙しくありません。」 次に、一般動詞の付加疑問文について解説します。 以下は、通常の一般動詞の疑問文です。 Do you speak English? 「あなは、英語を話しますか。」 この場合、質問している人は相手が英語を話すか話さないのかは全く分からず、 純粋に質問しているだけです。 これに対し、相手が英語を話すということがだいたい分かっていてそれを確認するような時に付加疑問文を用い、 以下のようになります。 You speak English, don't you? 「あなたは、英語を話しますよね。」 You speak English. 「あなたは、英語を話します。」という肯定文の後に、コンマ「,」 + 疑問文を付けます。 この場合、ベースとなる文が肯定文(You speak English)なので、コンマの後ろは否定疑問文の形になります。 答え方は通常の疑問文と同じで、以下のようになります。 Yes, I do. 「はい、私は英語を話します。」 No, I don't. 「いいえ、私は英語を話しません。」 以下のようにベースとなる文が否定文の場合は、コンマの後ろは普通の疑問文の形になります。 He doesn't speak Egnlish, does he? 「彼は、英語を話しませんよね。」 答え方は否定疑問文と同じで、以下のようになります。 Yes, he does. 「いいえ、彼は話します。」 No, he doesn't. 「はい、彼は話しません。」 過去形の場合は、didとdidn'tを用いて以下のようになります。 Children went to school yesterday, didn't they? 「子供達は、昨日学校に行きましたよね。」 Children didn't go to school yesterday, did they? 「子供達は、昨日学校に行きませんでしたよね。」 このように、代名詞以外のChildrenなどは、同じ単語の繰り返しを避けるために、 コンマの後ろの疑問文では代名詞(この場合they)に置き換えられます。 ここからは、助動詞の付加疑問文について解説します。 以下は通常の助動詞の疑問文です。 Will you finish the work today? 「あなは、その仕事を今日終えるつもりですか。」 この場合、相手が今日仕事を終えるつもりか、終えるつもりはないのか分からず単に質問しているだけです。 これに対し、相手が今日仕事を終えるつもりであることがだいたい分かっていてそれを確認するような時に付加疑問文を用い、 以下のようになります。 You will finish the work today, won't you? 「あなたは、今日その仕事を終えるつもりですよね。」 You will finish the work today. 「あなたは、今日その仕事を終えるつもりです。」という肯定文の後に、 コンマ「,」 + 疑問文を付けます。 この場合ベースとなる文が肯定文(You will finish the work today.)なので、 コンマの後ろは否定疑問文の形になります。 答え方は通常の疑問文と同じで、以下のようになります。 Yes, I will. 「はい、終えるつもりです。」 No, I won't. 「いいえ、終えるつもりはありません。」 以下のようにベースとなる文が否定文の場合は、コンマの後ろは普通の疑問文になります。 You won't finish the work today, will you? 「あなたは、今日その仕事を終えるつもりはありませんよね。」 答え方は否定疑問文と同じで、以下のようになります。 Yes, I will. 「いいえ、終えるつもりです。」 No, I won't. 「はい、終えるつもりはありません。」 |
| 注意すべき疑問文(命令文の付加疑問文) |
付加疑問文は相手に念をおしたり確認をとる表現で、 意味は「~しますよね」や「~しませんよね」となります。 付加疑問文は、以下のようにベースとなる文はそのまま作り、 その後ろに疑問文を付けます。 You are busy, arn't you? 「あなたは、忙しいですよね。」 そして、この文のようにメインの文が肯定文の場合には文末にコンマ「,」 + 否定疑問文を付けます。 これに対し、メインの文が否定文の場合には以下のように文末にコンマ「,」 + 通常の疑問文を付けます。 You aren't busy, are you? 「あなたは、忙しくないですよね。」 一般動詞や助動詞の場合も同様です。 ただ、命令文の付加疑問文は少し注意が必要です。 以下の命令文の付加疑問文を考えてみましょう。 Close the door. 「そのドアを閉めなさい。」 命令文を付加疑問文にする場合、通常の付加疑問文と同じように考えると文末に何を付ければよいのか困ってしまいますよね。 命令文で命令された動作は、これから、つまり未来に行う動作なのでwillを用いて付加疑問文を作ります。 また、命令文は目の前にいるyou(あなた、あなた達)に言うので文末の疑問文の主語は必ずyouになります。 よって、命令文を付加疑問文は、以下のように文末にwill youとwon't youのどちらかを付けて作ります。 Close the door, will you(won't you)? 「そのドアを閉めてね。」 通常の付加疑問文のように肯定、否定という考え方はしません。 そして、意味は「~してね」と命令文よりソフトな感じになります。 これに対し、否定の命令文の場合は、以下のようにwill youしか付けることはできないので注意しましょう。 Don't close the door, will you? 「そのドアを閉めないでね。」 文法問題を解く時にはwill youとwon't youの使い分けが必要ですが、 会話では肯定と否定どちらの命令文でも使えるwill youを文末に付ければ大丈夫です。 |
| 注意すべき疑問文(Let'sの文の付加疑問文) |
付加疑問文は相手に念をおしたり確認をとる表現で、 意味は「~しますよね」や「~しませんよね」となります。 付加疑問文は、以下のようにベースとなる文はそのまま作りその後ろに疑問文を付けます。 You speak English, don't you? 「あなたは、英語を話しますよね。」 そして、この文のようにメインの文が肯定文の場合には文末にコンマ「,」 + 否定疑問文を付けます。 これに対し、メインの文が否定文の場合には以下のように文末にコンマ「,」 + 通常の疑問文を付けます。 You don't speak Egnlish, do you? 「あなたは、英語を話しませんよね。」 be動詞や助動詞の場合も同様ですが、Let'sの文の付加疑問文は注意が必要です。 以下のLet'sを用いた文の付加疑問文を考えてみましょう。 Let's go shopping. 「買い物に行きましょう。」 ちなみに、答え方は以下のようになります。 Yes, let's. 「ええ、行きましょう。」 No, let's not. 「いいえ、やめましょう。」 Let'sの文に肯定も否定もありませんから、付加疑問文にするにしても文末に何をつければよいか困りますよね。 Let'sの文を付加疑問文作る場合、疑問文の形でLet'sと同じ意味つshall we ~ ?「~しましょうか」を用います。 Let'sの文の付加疑問文は、以下のように文末にshall weを付けます。意味は「~しましょうね」となり、 相手にYesの返事を期待して誘う時に用います。 Let's go shopping, shall we? 「買い物に行きましょうね。」 答え方は、Let'sやShall we ~ ?の文に対しての答え方と同じです。 Let'sの付加疑問文を用いる時には、相手が自分の誘いにのってくることがほぼ分かっているので答えはだいたいYesになります。 |
| 特殊な否定文(準否定語を用いた否定文) |
通常の否定「~ない」や「~しない」という時には、以下のようにbe動詞や助動詞の後ろにnotを付けたり、 一般動詞の前にdon't(do not)などを付けました。 He isn't(is not) a doctor. 「彼は、医者ではない。」 I don't play tennis. 「私は、テニスをしません。」 これに対し「ほとんど~ない」や「めったに~ない」など、 通常よりソフトな否定を表すために準否定語を用います。 まず、量が「ほとんどない」ということを表すfewとlittleについて解説します。 fewとlittleは両方とも「ほとんどない」同じ意味ですが、fewは数えられる名詞に、 littleは数えられない名詞に付けます。 また、notはbe動詞、助動詞、doなどの後ろに置きまますが、 fewとlittleは以下のように対象となる名詞の前に置きます。 上の例文では「人々」、下の例文では「生徒」がほとんどいないので、 fewはpeopleとstudentsに付いています。 There are few people in the room. 「その部屋には、ほとんど人がいません。」 Few students came to school yesterday. 「昨日学校へ来た生徒は、ほとんどいませんでした。」 この文は直訳すると「ほとんどいない生徒が、昨日学校へ来ました。」となりますが、 日本語的に不自然なため上のように訳します。 littleの場合も同じです。 上の例文では「水」、下の例文では「ワイン」がほとんどいないので、 littleはwaterとwineに付いています。 There is little water in the bottle. 「その瓶の中には、ほとんど水はありません。」 数えられない名詞を用いる時は単数扱いになるので、be動詞はisを用いることに注意しましょう。 We drank little wine at the party. 「私達は、パーティーでほとんどワインを飲みませんでした。」 この文は直訳すると「私達は、パーティーでほとんどないワインを飲みました。」となりますが、 日本語的に不自然なため上のように訳します。 fewとlittleは量が「ほとんどない」ということを表すことが多いので、 There is(are) ~ 「~がいる(ある)」という文と一緒によく用いられます。 また、以下のようにfewとlittleにaを付けたa fewとa littleは「少しいる(ある)」という意味になるので注意しましょう。 There are a few people in the room. 「その部屋には、少し人がいます。」 There is a little water in the bottle. 「その瓶の中には、少し水があります。」 次に、程度の準否定語について解説します。 以下は通常の否定文です。 I can't understand it. 「私は、それを理解できません。」 この否定文だと、理解できる部分はないということになります。 これに対し、少し理解できる部分もあるけれども「ほとんど理解できない」と言いたい場合があります。 これは理解の「程度」を表し、「ほとんど~ない」となるので準否定語はhardlyまたはscarcelyを用います。 先ほどの否定文を「私はほとんど理解できません。」という例文に書き換えると以下のようになります。 I can hardly(scarcely) understand it. 「私はほとんど理解できません。」 hardlyとscarcelyは、notやdon'tと同じ位置に起きます。 以下は一般動詞の場合です。 I hardly(scarcely) knew her. 「私は、彼女のことをほとんど知りませんでした。」 最後は、頻度の準否定語について解説します。 以下は通常の否定文です。 He doesn't watch TV. 「彼は、テレビをみません。」 この否定文だと、彼はテレビを全く観ないということになります。 これに対し、全くテレビを観ないというわけではなく、「めったに観ない」と言いたい場合があります。 これは観るという動作の「頻度」を表し、「めったに~ない」という意味を持つ準否定語seldomまたはrarelyを用います。 先ほどの否定文を「彼は、テレビをめったに観ません。」という文に書き換えると以下のようになります。 He seldom(rarely) watches TV. 「彼は、テレビをめったに観ません。」 seldomとrarelyは、notやdon'tと同じ位置に置きます。 ただし、上の例文のようにseldomやrarelyの後ろは原形ではなく、 主語が三人称単数なのでwatchesとesが付いていることに注意しましょう。 以下はbe動詞の場合です。 I am seldom(rarely) absent from school. 「私は、めったに学校をやすみません。」 |
| 特殊な否定文(完全否定と部分否定) |
完全否定と部分否定には何パターンかありますが、まずnot anyとnot everyについて解説します。 not+anyは完全否定で「全く~ない」、 not+everyは部分否定で「全て~という訳ではない」という意味になります。 以下の完全否定と部分否定の例文をみてみましょう。 <完全否定> I do not(don't) know anything about it. 「私は、それについて全く知りません。」 <部分否定> I do not(don't) know everything about it. 「私は、それについて全て知っているという訳ではありません。」 これは暗記してしまえばよいのですが、私達はeveryを「全て」と覚えているのでnot+everyの方を「全て~ない」と訳してしまいがちです。 not+everyは、全てではないけどある程度は~であるという意味になるので注意しましょう。 また、上の完全否定の文は以下のように書くこともできます。 I know nothing about it. 「私は、それについて全く知りません。」 nothingは「何もない」という否定を含んだ意味を持っているので、 否定文にする時にknowを否定する必要はありません。 また、この文を直訳すると「私は、それについて何もないものを知っている。」となりますが 日本語として不自然なので上のように意訳します。 anything, everything, nothingは物事の時に用います。 人の時は以下のようにanyone, everyone, no one、またはanybody, everybody, nobodyを用います。 <完全否定> I do not(don't) know anyone(anybody) here. 「私は、ここにいる人を誰も知りません。」 <部分否定> I do not(don't) know everyone(everybody) here. 「私は、ここにいる人全員を知っているという訳ではありません。」 これは暗記してしまえばよいのですが、私達はeveryを「全て」と覚えているので not+everyの方を「全て~ない」と訳してしまいがちです。 not+everyは、全てではないけどある程度は~であるという意味になるので注意しましょう。 この部分否定の文は、all「全て」を用いて以下のように書くこともできます。 I do not(don't) know all people here. 「私は、ここにいる人全員を知っているという訳ではありません。」 ただ、allの場合は後ろに名詞の複数形がきます。 これに対し、everyは後ろに名詞の単数形がくるので注意しましょう。 everyday「毎日」、everyone「みんな」などはeverydays、everyonesとeveryの後にくる名詞を複数形にしませんよね。 everyは一人一人や一つ一つをみていくという意味合いが強いため後ろに単数形がくるようです。 上の完全否定の文は、以下のように書くこともできます。 I know no one(nobody) here. 「私は、ここにいる人を誰も知りません。」 no one(nobody)は「誰も~ない」という否定を含んだ意味を持っているので、 否定文にする時にknowを否定する必要はありません。 not + any = noと覚えておきましょう。 上の例文でno oneやnobodyは目的語として用いられていますが、 どちらかというと以下のように主語として用いられることが多いような気がします。 No one(Nobody) came here yesterday. 「昨日、誰もここへ来ませんでした。」 次に、完全否定のnever「決して~ない」と部分否定のnot+always「いつも~という訳ではない」について解説します。 以下の例文をみてみましょう。 <完全否定> He never speaks English. 「彼は、決して英語を話しません。」 <部分否定> He does not(doesn't) always speak English. 「彼は、いつも英語話すという訳ではありません。」 上の完全否定の文は、彼は絶対に英語を話さないということを表しています。 また、neverの後ろにくる動詞は原形ではなく、主語や時制の影響を受けます。 この文では、現在形で主語が三人称単数なのでspeaksと最後にsを付けます。 過去のことなら動詞を過去形にします。 これに対し、下の部分否定の文は普段英語を話すけどいつもではないとnotはalways「いつも」を否定しています。 暗記してしまえばよいのですが、私達はnot+alwaysの方を「いつも~ない」と完全否定のように訳してしまいがちなので注意が必要です。 not+alwaysと似た部分否定の表現not+necessarily「必ず~という訳ではない」も覚えておきましょう。 以下は、not+necessarilyの例文です。 <部分否定> He does not(doesn't) necessarily eat rice. 「彼は、必ずお米を食べるという訳ではありません。」 not+necessarilyを「決して~ない(必ず~ないは日本語的に不自然)」と完全否定として訳さないように気をつけましょう。 最後に、完全否定のnot+either「両方とも~ない」と部分否定のnot+both「両方とも~という訳ではない」について解説します。 以下の例文をみてみましょう。 <完全否定> I do not(don't) like either of them. 「私は、それらの両方とも好きではない。」 <部分否定> I do not(don't) like both of them. 「私は、それらの両方とも好きという訳ではない。」 完全否定の文は、2つのうち両方とも好きではないということを表しています。 これに対し、下の部分否定の文は2つのうち片方は好きで、 もう片方は好きでないという意味になります。 暗記してしまえばよいのですが、私達はnot+bothの方を「両方とも~ない」と完全否定のように訳してしまいがちなので注意しましょう。 以下のように、not+eitherはneitherに置き換えることができます。 I like neither of them. 「私は、それらの両方とも好きではない。」 neitherはeitherにnotが付いたもので、否定の意味を含んでおり動詞likeを否定する必要はありません。 また、「AとBの両方とも~」と2つのものを具体的に示す時にはeither A or B、both A and B、neither A nor Bを用います。 以下は例文です。 <完全否定> I do not(don't) like either dogs or cats. I like neither dogs nor cats. 「私は、犬と猫の両方とも好きではない。」 neitherを用いる時には、orではなくnorを用いるので注意しましょう。 <部分否定> I do not(don't) like both dogs and cats. 「私は、犬と猫の両方とも好きという訳ではない。」 |