数学検定3級

数理技能 第2回

全10問|平行線・線分の比・面積比
図は位置関係を示したもので、長さや角度の比率は正確とは限りません。

問1

△ABCで、M、Nはそれぞれ辺AB、ACの中点です。BC=18 cmのとき、MNの長さを求めなさい。

ABCMN
解答・解説

解答:9 cm

中点連結定理より、MN ∥ BCで、MNの長さはBCの長さの半分です。

MN=18 × 12=9(cm)

問2

△ABCで、Mは辺ABの中点、D、Eは辺BCを3等分する点です(B、D、E、Cの順)。AEとCMの交点をFとします。MD=6 cmのとき、AFの長さを求めなさい。

ABCMDEF
解答・解説

解答:9 cm

△ABEで、M、DはそれぞれAB、BEの中点なので、MD ∥ AE、AE=2MD=12 cmです。

△CMDと△CFEは相似で、CD:CE=2:1より、MD:FE=2:1。よってFE=3 cmです。

AF=AE−FE=12−3=9(cm)

問3

△ABCで、AD=DE=EB、AF=FCです。BFとECの交点をGとします。GC=12 cmのとき、DFの長さを求めなさい。

ABCDEFG
解答・解説

解答:8 cm

△AECで、D、FはそれぞれAE、ACの中点なので、DF ∥ EC、EC=2DFです。

△BDFと△BEGは相似で、BD:BE=2:1より、DF:EG=2:1。DF=x cmとすると、EG=x2 cmです。

GC=EC−EG=2x−x2=3x2=12 より、x=8。

問4

△ABCで、AD=DE=EB、BF=FCです。AFとDCの交点をGとします。EF=8 cmのとき、GCの長さを求めなさい。

ABCDEFG
解答・解説

解答:12 cm

△BDCで、E、FはそれぞれBD、BCの中点なので、EF ∥ DC、DC=2EF=16 cmです。

△ADGと△AEFは相似で、AD:AE=1:2より、DG:EF=1:2。よってDG=4 cmです。

GC=DC−DG=16−4=12(cm)

問5

△ABCで、D、EはそれぞれAB、ACの中点、FはBC上の点でBF:FC=1:2です。CDとEFの交点をGとします。CG=8 cmのとき、GDの長さを求めなさい。

ABCDEFG
解答・解説

解答:6 cm

中点連結定理より、DE ∥ BC、DE=12BCです。また、FC=23BCなので、DE:FC=3:4です。

△DGEと△CGFは相似です。したがってGD:GC=DE:FC=3:4。

GD=8 × 34=6(cm)

問6

平行四辺形ABCDで、L、M、NはそれぞれAB、BC、CDの中点です。LM、ANと対角線BDの交点をそれぞれP、Qとします。BD=24 cmのとき、PQの長さを求めなさい。

ABCDLMNPQ
解答・解説

解答:10 cm

対角線ACとBDの交点をOとします。平行四辺形の対角線は互いに二等分するので、BO=12 cmです。

△ABCの中点連結定理よりLM ∥ AC。△ABOでLはABの中点なので、PはBOの中点です。よってBP=6 cm。

△DNQと△BAQは相似で、DN:BA=1:2より、DQ:BQ=1:2。したがってBQ=24 × 23=16 cmです。

PQ=BQ−BP=16−6=10(cm)

問7

△ABCで、D、EはそれぞれAB、ACの中点です。∠ADE=65°、∠ACB=45°のとき、∠BACの大きさを求めなさい。

ABCDE
解答・解説

解答:70°

中点連結定理よりDE ∥ BCなので、同位角が等しく、∠ABC=∠ADE=65°です。

三角形の内角の和は180°なので、∠BAC=180°−65°−45°=70°。

問8

四角形ABCDで、AB=CDです。E、F、GはそれぞれAD、BC、BDの中点です。∠ABD=40°、∠BDC=70°のとき、∠GFEの大きさを求めなさい。

ABCDEFG
解答・解説

解答:15°

△DABと△BCDの中点連結定理より、EG ∥ AB、GF ∥ DC、EG=12AB、GF=12CDです。AB=CDなのでEG=GFとなり、△EGFは二等辺三角形です。

平行線の角の関係より、∠EGD=40°です。また、∠DGF=180°−∠BDC=110°です。したがって∠EGF=40°+110°=150°です。

底角は等しいので、∠GFE=(180°−150°) ÷ 2=15°。

問9

△ABCで、ADとBEは中線で、その交点をGとします。△ABCの面積が90 cm²のとき、△GBDの面積を求めなさい。

ABCDEG
解答・解説

解答:15 cm²

DはBCの中点なので、△ABDの面積は△ABCの半分で45 cm²です。

Gは重心なので、AG:GD=2:1、GD:AD=1:3。△GBDと△ABDは、底辺をそれぞれGD、ADとすると高さが共通です。

△GBDの面積=45 × 13=15(cm²)

問10

平行四辺形ABCDで、E、FはそれぞれAD、BCの中点です。AF、CEと対角線BDの交点をそれぞれP、Qとします。△ABPと△CDQの面積の和は、平行四辺形ABCDの面積の何倍ですか。

ABCDEFPQ
解答・解説

解答:13倍

△BFPと△DAPは相似で、BF:DA=1:2より、BP:PD=1:2です。したがってBP=13BD。同様に、DQ=13BDです。

△ABPと△ABDは頂点AからBDへの高さが共通なので、△ABPの面積は△ABDの13、つまり平行四辺形全体の16です。△CDQも同じく全体の16です。

求める割合は 16+16=13(倍)です。