高校化学・化学基礎 / 操作して理解する

物質の構成

粒子の「種類」と「結び付き」、分離に利用する性質、反応する質量の関係を確かめよう。

① 純物質と混合物・単体と化合物

気体・液体の粒子の動きを模式的に示します。銅は固体の配列を保ちます。粒子の大きさ・距離・速さは実際とは異なります。

分類のものさし

純物質:1種類の物質からなる。

混合物:2種類以上の物質からなる。

単体:1種類の元素からなる純物質。

化合物:2種類以上の元素からなる純物質。

混合物全体を単体・化合物には分類しません。「物質の種類」と「元素の種類」を分けて考えます。

実物の模式図

粒子モデル

色が2種類でも、混合物とは限らない

水:化合物
水素と酸素の混合気体:混合物

水は、HとOが結び付いたH₂Oという1種類の物質です。混合気体は、H₂とO₂という2種類の物質が別々に存在します。

「元素」と「単体」の違い
水には、水素と酸素という元素(原子の種類)が含まれます。水の中に、水素ガスと酸素ガスという単体がそのまま混ざっているわけではありません。
操作して確かめる問い

食塩水の食塩を0 gにすると、分類はどう変わる? 水の粒子には2種類の色があるのに、なぜ混合物ではない?

解説を見る食塩0 gでは水だけになり、純物質・化合物です。水には2種類の元素が含まれますが、物質としてはH₂Oだけなので混合物ではありません。

粒子図で確認

図に表したものは、単体・化合物・混合物のどれでしょう?

図の結び付きと粒子の種類を見て選ぼう。