モデル・計算・操作について
①④は一次の可逆反応 A ⇄ B を解析解で計算します。①は1粒子を0.01 mol、容器を1 Lとする模式モデルです。確率的な粒子の揺らぎと、滑らかな平均濃度・反応速度を区別して表示します。
②③では反応進行度 ξ を使い、nᵢ = nᵢ₀ + νᵢξ として物質量を保存します。平衡は反応商 Q = K を満たす点を二分法で求めます。平衡に近づく時間変化は教育用の指数緩和であり、実在反応の速度式ではありません。③の時間は模式時間です。条件変更で濃度は瞬時に変わる場合がありますが、その後の反応による変化は連続です。
②③の粒子は多数の粒子を代表する記号で、丸めにより少数のずれがあります。保存の厳密な確認には数値を使ってください。CはAとBが結合した記号です。気体は理想気体として P = nRT/V で計算します。圧力設定は現在の物質量で体積を変える操作です。体積固定後、反応で物質量が変わると圧力も変化します。
濃度は mol/L。②③の K と Q は c° = 1 mol/L で規格化した無次元の値です。高校の濃度式と数値は一致します。実在反応の K は教材用に設定し、温度依存性は一定の反応エンタルピーを仮定したファントホッフ式を使います。実測平衡値の予測用ではありません。
スライダーは矢印キーでも操作できます。ピストンは左右にドラッグできます。初期条件の変更はそのモードを初期状態に戻します。③では条件を変更しても履歴を保ちます。