統計的な推論
一部を調べて、全体を推測する。繰り返して「ばらつき」を確かめよう。
母集団の分布と、今回の標本
縦軸は各階級の割合(%)。青い棒は正規分布から計算した理論上の割合です。
今回抽出した生徒の身長(cm)
確認問題
同じ母集団から30人を2回抽出したら、標本平均は必ず一致しますか?
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必ず一致するわけではありません。選ばれる身長が変わるため、標本平均も偶然によって変動します。
標本平均の分布
橙:抽出した標本平均の相対度数。青線:理論上の N(μ, σ²/n) を階級ごとの割合に換算。
95%信頼区間:x̄ ± 1.96 × σ / √n
信頼区間は、母平均を含む?
確認問題
σが同じとき、標本サイズを25から100にすると、信頼区間の幅は何倍になりますか?
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1/2倍です。標本平均の標準偏差σ/√nが1/2になるため、区間の幅も半分になります。
100個の95%信頼区間は、必ず95個が母平均を含みますか?
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いいえ。含む個数は偶然によって変わります。約95%は、同じ方法を多数繰り返したときの長期的な割合です。
帰無仮説 H₀:表の確率は0.5
対立仮説:表の確率は0.5ではない(両側検定)/有意水準 α=5%
グラフの横方向をマウス/タッチでドラッグしてもkを変更できます。手動で選んだ値は繰り返し実験の集計に入れません。
p値 = min{1, 2 × min[P(X ≤ k), P(X ≥ k)]}
X ∼ Bin(n, 0.5)。両方の確率に観測値kを含め、二項分布を直接足し合わせます。
繰り返し実験の結果
確認問題
検定のp値が0.03でした。「コインが公平である確率は3%」と言えますか?
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言えません。p値は帰無仮説を仮定したとき、観測結果がどれほど極端かを表すために計算する値です。この教材では指定の両側の裾確率を使います。帰無仮説自体の確率ではありません。
公平なコインで1回棄却されました。シミュレーションの誤りですか?
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いいえ。公平でも珍しい結果が出ることがあり、第1種の誤り(正しい帰無仮説の棄却)が起こります。