中学2年 理科/化学変化と原子・分子

水を分解すると、何ができる?

電流を流すと、水は水素と酸素に分解されます。集まる場所と量に注目しましょう。

① 電流を流して観察しよう

水素 H₂酸素 O₂ 陰極(−)陽極(+) −+電源 電流を通しやすくした水同じ太さの管で比較(装置の模式図)
「電流を流す」を押して、気体が集まる様子を見よう。

スライダーで好きな場面に移動できます。時間や発生量は学習用のモデルで、実際の測定値ではありません。

集まった気体を比べよう

陰極:水素

0.0 mL

陽極:酸素

0.0 mL

水素:酸素 = まだ比較できません

水素の体積
酸素の体積

同じ温度・圧力で比べると、水素の体積は酸素の2倍になります。


どうして水に物質を加えるの?

純粋な水は電流をほとんど通しません。学校の実験では、少量の水酸化ナトリウムなどを溶かして、電流を通しやすくします。

この実験で分解されるのは水です。水素は電源の−極につないだ電極から、酸素は+極につないだ電極から発生します。

理想化したモデルです。実際には気体の溶けやすさなどにより、測定値がちょうど2:1にならないこともあります。

② 分子で見ると、なぜ2:1?

水分子2個から、水素分子2個と酸素分子1個ができます。スライダーで、原子の組み替わりを見てみましょう。

2H₂O → 2H₂ + O₂
水分子 2個

水素原子は4個、酸素原子は2個。反応の前後で、原子の種類と数は変わりません。

H=水素原子(青)、O=酸素原子(赤)。組み替えの図は原子の保存を示す模型で、電極で起こる反応の細かな道筋を示したものではありません。多くの分子でも個数の比は水素:酸素=2:1となり、同じ温度・圧力では気体の体積比も2:1になります。

③ 気体の確かめ方

ボタンを押して、確認実験の結果を見てみよう。

実際の実験は先生の指示に従います。水酸化ナトリウムや火の取り扱いには注意が必要です。

④ 確認問題

陽極に酸素が5 mL集まりました。同じ温度・圧力で、陰極に集まる気体は?

学習のまとめ
  • 水 → 水素 + 酸素
  • 陰極(−)に水素、陽極(+)に酸素
  • 体積比は水素:酸素=2:1
  • 化学変化の前後で原子の種類と数は保存される