中学1年 理科 / 大地の変化

火山はどう育つ? 鉱物はどうできる?

地下のマグマが上昇して噴火し、溶岩や火山灰などが積み重なると火山が成長します。また、マグマが冷えると鉱物の結晶ができます。2つの変化を動かして調べましょう。

1 噴火をくり返して火山をつくろう

溶岩が固まった部分火山灰などマグマ・流れる溶岩

地表に出たマグマを「溶岩」といいます。図は断面の模式図で、時間・大きさ・層の厚さは実際の比率ではありません。

2 冷え方と結晶の大きさを比べよう

同じような成分のマグマでも、冷え方によって岩石のつくりが変わります。

拡大した模式図。進み具合はそれぞれの冷却過程の割合で、同じ時間を表しません。色や形は見分けるための表現です。結晶のできる順序・割合・実際の温度は再現していません。

岩石と鉱物は別のもの。
鉱物は、一定の化学組成と結晶構造をもつ天然の物質。岩石は、鉱物などが集まってできたものです。

火山岩の例:流紋岩・安山岩・玄武岩。
深成岩の例:花こう岩・閃緑岩・斑れい岩。

火山岩には、地下で先に育った大きな結晶(斑晶)が、細かい結晶やガラス質の部分(石基)に含まれる「斑状組織」がよく見られます。急冷して結晶になれない部分はガラス質になります。この図では、急冷を始める前に少数の結晶が育っていた場合を示しています。

3 火成岩に含まれる代表的な鉱物

鉱物を選んで、色・形・割れ方の特徴を調べましょう。

無色鉱物・有色鉱物は、鉱物自身の色による分類です。標本の色には幅があるため、色だけで決めず、形や割れ方も観察します。

マグマの成分などによって、できる鉱物の種類や割合が変わります。6種類すべてが、どの岩石にも入っているわけではありません。一般に、白っぽい火成岩には無色鉱物が多く、黒っぽい火成岩には有色鉱物が多く含まれます。

考えてみよう

結晶が大きく育ちやすいのは、どちらの冷え方?