中学2年 理科 / 生物

神経は、情報をどう伝える?

刺激を受け取ってから体が動くまでを、信号の流れで確かめよう。

中枢神経系

脳・脊髄(せきずい)

情報を受け取り、処理して、命令を出す中心。脳は感覚や判断などに関わり、脊髄は情報の通り道になるほか、反射の中枢にもなります。

末梢神経系

中枢と全身をつなぐ神経

感覚神経:感覚器官から中枢へ情報を伝える。
運動神経:中枢から筋肉へ命令を伝える。

ここでは、感覚器官と筋肉に関わる経路に注目します。

信号を追いかけよう

神経を伝わる信号の模式図皮膚から感覚神経、脊髄、脳に情報が伝わり、運動神経を通って筋肉に命令が伝わります。反射では脊髄で命令が出ます。 中枢神経系 脳 脊髄せきずい 皮膚感覚器官 感覚神経末梢神経系 運動神経末梢神経系 腕の筋肉 信号の進む向き●の動きで確認
中枢感覚の情報運動の命令

位置・距離・伝達時間を単純化した模式図です。神経そのものが動くわけではありません。

    2つの反応を比べよう

    場面運動の命令が出るまで
    触れられたと気づき、腕を動かす皮膚 → 感覚神経 → 脊髄 → 脳 → 脊髄 → 運動神経 → 筋肉
    熱いものから、とっさに手を引く皮膚 → 感覚神経 → 脊髄 → 運動神経 → 筋肉

    反射は、意識とは関係なく起こる反応です。この例では、脳での判断を待たずに脊髄から筋肉へ命令が伝わり、体を守ります。

    反射でも情報は脳へ伝わり、熱さや痛みを感じます。すべての反射の中枢が脊髄とは限りません。末梢神経系には、内臓などのはたらきを調節する自律神経も含まれます。

    確認してみよう

    脊髄は、どちらの神経系に含まれる?