中学3年 理科・生物 / エンドウで考える

メンデルの法則と遺伝の規則性

親から子へ、遺伝子はどのように伝わるのでしょうか。親の組み合わせを選び、生殖細胞ができるときの「分離」と、受精での組み合わせを確かめましょう。

A:丸い形に関わる遺伝子 a:しわのある形に関わる遺伝子
AA・Aa は丸、aa はしわ。A と a は、同じ形質に関わる対立遺伝子を表す記号です。

① 親の組み合わせを選ぶ

親を変更すると、実験の記録はリセットされます。図は一対の対立遺伝子だけを取り出した模式図です。

② 分離 → 受精を動かす

「次へ」で、1つの子ができる過程を見ます。

Aa の親では、A をもつ生殖細胞と a をもつ生殖細胞が、同じ確率でできます。

③ 子の組み合わせを予想する

各マスの確率は 1/4(25%)。タップで確認。

4つのマスは、子が必ず4つずつできるという意味ではありません。

④ たくさんの子をつくって確かめる

毎回、親①と親②から遺伝子を1つずつ、確率に従って選びます。

理論上の割合

実験結果:0 個

まだ子をつくっていません。
丸しわ
遺伝子型理論実験

遺伝子型=遺伝子の組み合わせ
形質=丸・しわなど、現れる特徴

種子の絵は最近の最大40個です。集計にはすべての結果を含みます。

少ない数では、理論どおりの割合にならないことがあります。
数を増やすと、一般に理論上の割合に近づきやすくなります。ただし、毎回近づくとは限りません。

学習のまとめ

顕性の法則

純系の丸(AA)と純系のしわ(aa)をかけ合わせると、子はすべて Aa となり、丸い形が現れます。Aa で現れる丸が顕性形質、現れないしわが潜性形質です。

分離の法則

対になっている遺伝子は、生殖細胞ができるときに分かれ、それぞれ別の生殖細胞に入ります。受精によって、再び対になります。

Aa × Aa では、遺伝子型は AA:Aa:aa = 1:2:1。丸になる AA と Aa を合わせると、形質は 丸:しわ = 3:1 になります。

考えてみよう:丸い親どうしから、しわの子ができるのはなぜ?

丸い親でも Aa なら a をもっています。Aa × Aa で両方の親から a を受け取ると aa になり、しわの形が現れます。a がなくなったり、A と混ざって変わったりしたわけではありません。

顕性・潜性は、形質が現れる関係を示す言葉で、優劣や強さを表すものではありません。旧称は優性・劣性です。