中学3年 理科・生物 / エンドウで考える
メンデルの法則と遺伝の規則性
親から子へ、遺伝子はどのように伝わるのでしょうか。親の組み合わせを選び、生殖細胞ができるときの「分離」と、受精での組み合わせを確かめましょう。
A:丸い形に関わる遺伝子 a:しわのある形に関わる遺伝子
AA・Aa は丸、aa はしわ。A と a は、同じ形質に関わる対立遺伝子を表す記号です。
AA・Aa は丸、aa はしわ。A と a は、同じ形質に関わる対立遺伝子を表す記号です。
① 親の組み合わせを選ぶ
親を変更すると、実験の記録はリセットされます。図は一対の対立遺伝子だけを取り出した模式図です。
② 分離 → 受精を動かす
「次へ」で、1つの子ができる過程を見ます。
Aa の親では、A をもつ生殖細胞と a をもつ生殖細胞が、同じ確率でできます。
③ 子の組み合わせを予想する
4つのマスは、子が必ず4つずつできるという意味ではありません。
④ たくさんの子をつくって確かめる
毎回、親①と親②から遺伝子を1つずつ、確率に従って選びます。
理論上の割合
実験結果:0 個
まだ子をつくっていません。
丸しわ
| 遺伝子型 | 理論 | 実験 |
|---|
遺伝子型=遺伝子の組み合わせ
形質=丸・しわなど、現れる特徴
種子の絵は最近の最大40個です。集計にはすべての結果を含みます。
少ない数では、理論どおりの割合にならないことがあります。
数を増やすと、一般に理論上の割合に近づきやすくなります。ただし、毎回近づくとは限りません。
学習のまとめ
顕性の法則
純系の丸(AA)と純系のしわ(aa)をかけ合わせると、子はすべて Aa となり、丸い形が現れます。Aa で現れる丸が顕性形質、現れないしわが潜性形質です。
分離の法則
対になっている遺伝子は、生殖細胞ができるときに分かれ、それぞれ別の生殖細胞に入ります。受精によって、再び対になります。
Aa × Aa では、遺伝子型は AA:Aa:aa = 1:2:1。丸になる AA と Aa を合わせると、形質は 丸:しわ = 3:1 になります。
考えてみよう:丸い親どうしから、しわの子ができるのはなぜ?
丸い親でも Aa なら a をもっています。Aa × Aa で両方の親から a を受け取ると aa になり、しわの形が現れます。a がなくなったり、A と混ざって変わったりしたわけではありません。
顕性・潜性は、形質が現れる関係を示す言葉で、優劣や強さを表すものではありません。旧称は優性・劣性です。