中学1年 理科 · 化学

融点と沸点 — 熱を加えても、温度が止まる?

純粋な水を例に、氷 → 水 → 水蒸気への変化を観察しよう。条件:1気圧。

−20℃の氷120℃の水蒸気

温度と加熱時間の関係

灰色:全体の道すじ 青線と点:現在までの変化

横軸は一定の割合で加熱したときの時間の模式表示です。各区間の長さは見やすく調整してあり、実際の所要時間の比ではありません。

水の状態と粒子の動き

−20 ℃固体(氷)

丸1つ=水分子1個。固体・液体・気体の色は区別のため。分子自体の種類や大きさは変わりません。配置・間隔・割合は模式的です。

融点:固体が液体になる温度

水では 0℃。氷がとけている間は、氷と水が共存し、温度は一定です。

沸点:液体が沸騰する温度

水では 100℃。沸騰している間は、水と水蒸気が共存し、温度は一定です。

温度が一定でも、熱を受け取り続けています。その熱は、粒子の集まり方を変えて状態変化を進めるために使われます。

観察しよう:融解中・沸騰中に、増えているものは何?

②と④を選び、スライダーを少しずつ右へ動かそう。温度は変わらず、融解中は液体の割合、沸騰中は気体の割合が増えます。状態変化がすべて終わると、加熱によって再び温度が上がります。

蒸発と沸騰の違い・冷やした場合

蒸発は液体の表面で起こり、沸点より低い温度でも進みます。沸騰では内部からも気体(水蒸気)の泡ができます。白く見える「湯気」は小さな水滴で、水蒸気そのものは見えません。

逆に冷やすと、水蒸気 → 水 → 氷と変化します。純粋な水では、同じ圧力で凝縮する温度は沸点と、凝固する温度は融点と同じです。この模型では過冷却などは扱いません。