中学3年 理科 / 化学とエネルギー

形が変わっても、エネルギーはなくならない。

電池でランプをつけると、電池のエネルギーはどこへ行くのでしょう?
動かして、残った分 + 外へ移った分を確かめましょう。

エネルギー保存の法則
エネルギーは別の形に変わったり、ほかの物体に移ったりします。
外との出入りがない全体では、エネルギーの総量は一定です。

① 電池のエネルギーを使ってみよう

最初に使える化学エネルギー:100 J(ジュール)
電池からランプへ、光と熱へのエネルギー変換電池の化学エネルギーが電気エネルギーを経て、光と熱として周囲に移る模式図。 考える装置:電池+ランプ 化学エネルギー 電気 ランプ 光として周囲へ 熱として周囲へ矢印はエネルギーの移り変わりを表します。
0 J(使用前)100 J(使い切った後)

残りは熱になります。割合を変えると最初に戻ります。数値は学習用の仮定で、実際のランプの性能ではありません。

「再生」または「10 J 使う」を押しましょう。

② エネルギーの行き先を比べよう

3本の棒はすべて、最大100 Jの同じ目盛りです。

電池に残る化学エネルギー
100 J
光として周囲へ移った分(累計)
0 J
熱として周囲へ移った分(累計)
0 J
すべて数えた合計
100 J / 最初は100 J

目に見えない熱も数えると、合計はいつでも100 Jです。

100 + 0 + 0 = 100 J

残った分 + 光として出た分 + 熱として出た分

「減った」と「なくなった」は違う

電池の中では化学反応が起こり、化学エネルギーが電気エネルギーに変わります。ランプでは、電気エネルギーが光や熱に変わって周囲へ移ります。

電池だけを見るとエネルギーは減りますが、移った先まで含めれば、なくなっていません。光に変わる割合を大きくしても、エネルギーが増えるわけではありません。光に回る分が増え、熱に回る分が減ります。

③ 理解をチェック

100 Jを使い切り、光として30 Jが周囲へ移りました。残りの70 Jは?

このモデルの見方と、学習の進め方

1.30%のまま使い切る → 光30 J+熱70 J=100 Jを確認。
2.「熱を数えないと?」を押す → 熱を見落とすと合計が少なく見えることを確認。
3.光の割合を70%にする → 光と熱の内訳が変わっても合計は同じ。

この教材は、装置内の一時的な電気エネルギーの蓄積や温度上昇を省略し、使った化学エネルギーが直ちに光と熱として装置の外へ移るモデルです。「光」「熱」の値は、開始から装置の外へ移った量の累計であり、その時点で周囲に存在する光の量や温度ではありません。光が周囲に吸収されて熱になっても、同じエネルギーをもう一度足すことはしません。装置の外からエネルギーは供給しません。

スライダーを戻す操作は過去の状態の再表示です。実際の電池を充電しているわけではありません。J(ジュール)はエネルギーの単位です。自動再生は実際の時間・消費電力を表しません。