中学1年 理科 | 化学
溶解 ― 砂糖はどこへ行った?
砂糖を水に入れると、やがて見えなくなります。砂糖がなくなったわけではありません。砂糖の粒子が水の中にばらばらに広がる様子を見てみましょう。
溶質:砂糖溶ける物質
+溶媒:水溶質を溶かす物質
→水溶液:砂糖水水に溶質が溶けた液体
① 目で見える様子
砂糖水は無色透明です。水色は水のある範囲を示しています。
② 粒子の世界を拡大してみよう
砂糖の粒子水の粒子
オレンジの粒子は、途中で消えたり、小さくなったりしません。
かたまり粒子が広がる全体に均一
かき混ぜると溶ける速さが増します。同じ温度・水の量では、溶ける限度の量は増えません。
見えなくなっても、質量は変わらない
水(溶媒)100 g
入れた砂糖(溶質)10 g
水と砂糖の合計110 g
こぼれたり、蒸発したりしない場合。溶けている途中も、溶けた後も合計は同じです。
溶解って何?
溶質の粒子が溶媒の中に広がり、全体が均一になることです。砂糖水では、上の部分にも下の部分にも砂糖の粒子が広がります。
一度均一に溶けた砂糖は、温度などが変わらなければ、時間がたっても底に沈みません。
「溶ける」と「融ける」の違い
溶解:砂糖が水に溶けるように、別の物質(溶媒)の中に広がること。
融解:氷が水になるように、固体そのものが液体に変わること。ここで砂糖が液体の砂糖に変わるわけではありません。
確認:砂糖が見えなくなったのは、なぜ?
この教材は砂糖が十分な量の水にすべて溶ける場合の模式図です。粒子の大きさ・個数・動き・時間は実際の縮尺ではありません。進み具合は学習用の目安で、実測値ではありません。水の粒子の一部だけを描いています。物質によって溶け方は異なり、食塩などがイオンに分かれる様子は扱っていません。